ブルー内の症状はすべて口呼吸がもとで起きてしまいます。
口呼吸を治さない限り、どんなに薬を飲んでも手術をしても治ることはありません。
そのため、ピンク色の部分を改善することがこれらの症状を改善させる近道であり、覚えなければならない「体の正しい使い方」です。
一度起きてしまった病気や症状は、ピンク部分の改善だけで完治するものではありませんが、原因が改善されなければ、症状が悪化する可能性や、繰り返し症状が起きる可能性はなくなりません。

歯並びは遺伝だけが原因と思われる方もいらっしゃるかと思います。ですが幼少期の生活環境や、間違った体・口の使い方も原因となるため、歯並びは簡単に悪くなってしまいます。お子さんが育つ環境によって骨格の成長不全を引き起こし、歯並びが悪くなってしまうのです。

正しく噛む・咀嚼し飲み込むための道具を手に入れたに過ぎません。生涯、健康で過ごしたいと思うものの、人は残念ながら成長のピークを終え成人期に入るとあらゆる筋力は少なからず衰えていきます。これは呼吸や食べたり飲んだりも同じです。
そして、人生を終えるとき病気で終えるわけではありません。呼吸ができず食べたり飲んだりできずに最後を迎えます。最後まで元気に美味しく食事を楽しむにはこの成長期に機能をどこまで正しく成長させられるかにかかっていると言っても過言ではありません。
また、お口や体の正しい機能は脳の発達や運動能力の発達にも大きく関わりがあります。未来あるお子さんの無限の可能性を将来導き出すために、子どものうちにできることがあります。
お子さんの成長は早く、お父さんお母さんがお子さんと一緒に取り組める期間は人生100年のうちグラフの中の黄色の期間、たったこれだけの時間しかありません。

























歯並びは何歳から治したほうが
いいですか?

気づいた時点が始める時です。当院では4歳から取り組んでいます。歯並びの悪さはそのほとんどが遺伝ではなく、歯が悪いわけでもありません。
生まれてからの生活習慣により身についてしまった「間違ったお口の使い方」や「呼吸の方法」により、正しくあごが成長しなかったために起こるものです。
生え変わりを待つ必要はありません。可能なかぎり成長を利用できる時期から改善していきましょう。

はりがねをつけなくても治りますか?

成長期のお子さんであればハリガネの矯正でなくとも、正しいおくちの使い方をトレーニングすることで歯並びは改善していきます。

歯並びは遺伝しますか?

歯並びはそのほとんどが遺伝ではなく、お口の癖が原因で悪くなっていきます。
遺伝と勘違いされやすい理由として、食事や生活を共にすることでお口の使い方が似てくるため、親子で似たような歯並びになることはおこります。

歯並びを治す必要がありますか?

「矯正」と考えたときに1番の目的は見た目などの審美性のために行うものと考えてしまうかもしれません。
しかし、歯並びの悪さはの問題はそれだけではありません。実は一番の問題は全身の『不健康』のあらわれということです。歯並びが悪いということは正しく呼吸ができていませんし、しっかり噛めていない、飲み込めていない結果だからです。
これはお子さんが正しく健康的に成長できていない可能性を示唆します。
しかも、この問題は成長期でなければほぼ改善することはできません。歯並びの悪さは見た目以上の大きな問題につながる可能性があるため、成長期のうちから取り組むことをおすすめしています。

授乳の仕方が赤ちゃんの歯並びに
影響すると聞きましたが本当ですか?

授乳姿勢はその後の顎の発達に大きく影響します。乳首が上あごに当たる位置にあり、舌を使って吸う動きで、顎の成長を促す働きも担っています。
ですから乳首のは先のほうだけでなく、しっかり赤ちゃんのお口の奥までくわえさせてあげてください。
とくに添い乳など赤ちゃんが授乳中に無理な姿勢にならないように気をつけましょう。
大人が飲みにくい姿勢は赤ちゃんも飲みにくいと思って避けてあげてくださいね。

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