お口の知識
歯列矯正で痛いと感じる4つの原因って?痛みがある際の対策まで紹介
2021.11.30
こんにちは!
神奈川県横須賀市林にある、はる歯科クリニックです。
ネットの噂や、歯列矯正をしている知人から「矯正は痛い」という話を聞き、痛みが心配で歯列矯正まで一歩踏み出せない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際のところ、「歯列矯正で痛みがあった」という方はいらっしゃいます。しかし、歯列矯正の痛みには対処法があったり、現在は痛みが少ない歯列矯正の種類もあったりするため、痛みが心配な方でも気軽にはじめられます。
そこで今回は、歯列矯正で痛いと感じる4つの原因や、痛みがあるときの対処法までをご紹介していきます。さらに、痛みが心配な方でもはじめやすい「痛みの少ない歯列矯正」の種類についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
歯列矯正中に痛いのはなぜ?考えられる4つの原因
では実際に、矯正治療中に痛いと感じる原因についてお話していきます。矯正治療中に痛いと感じるのは、主に以下のような4つの原因が考えられます。
- 1.歯が動くときの痛み
- 2.口の中が傷つくことによる痛み
- 3.ものを噛むときの痛み
- 4.むし歯や歯周病の進行による痛み
それぞれの原因について、詳しく紹介していきます。
①歯が動くときの痛み
歯列矯正では、ワイヤーやマウスピースなどの矯正装置を活用して歯を動かすことで歯並びを整えています。そのため歯を動かす方向へと、圧力をかけていく必要があります。
痛みはその圧力によって感じやすく、なかでも最も圧力が強くかかるのは、最初に矯正装置をつけたばかりのときや、適宜歯を動かすために行う「ワイヤー調整」や「マウスピース交換」をしたばかりのときです。
基本的には歯が順調に動くと、ほとんどの方が矯正装置をつけて1~3日ほどで痛みが落ち着きます。目的の位置まで歯が動ききれば、圧迫感も次第になくなっていきます。ただし痛みの感じ方には、個人差があります。
②口の中が傷つくことによる痛み
口の中が傷つくことによる痛みは、主に「ワイヤー矯正」で起こる痛みです。口の内側の粘膜はとてもやわらく、ちょっとしたことで傷つきます。
ワイヤー矯正とはその名の通り、「ワイヤー」を使うため、ワイヤーが頬や口唇の粘膜にあたって傷がついたり、口内炎ができたりしてしまうことがよくあります。
また、裏側(舌側)ワイヤー矯正の場合は、歯の内側に装置がついているため、舌にあたって痛みを感じることがあります。
③ものを噛むときの痛み
矯正装置によって圧力がかかって動かされている歯は、歯を支えている骨を溶かしたり新しく作ったりを繰り返すことで歯が動いていきます。その際に痛みが生じるのですが、この動いている間の歯はとても敏感です。
食事でものを噛んだり、なにかしらの拍子に歯に強い力がかかったりすると、その衝撃で痛みを感じることがあります。ただしこちらの痛みも、痛みの程度は個人差があり、強く噛んでも痛みがまったくないという方もいます。
④むし歯や歯周病の進行による痛み
装置をつけていると、どうしても口の中が不衛生になりがちです。特にワイヤー矯正の場合は、ワイヤーと歯の表面につけているブラケット周辺にとても汚れが溜りやすいです。
基本的には定期的に歯科医院で歯の動きのチェックや、調整をしてもらうので、急に大きなむし歯や重度の歯周病に進行していた、ということはないかもしれませんが、しばらく通院できないなどの場合であれば要注意です。
むし歯や歯周病が進行すると痛みが出る可能性があることはもちろん、むし歯や歯周病があると治療に遅れが出てしまうため、痛みがあればなるべく早く歯科医院へ連絡しましょう。
歯列矯正で痛いときの対策
では歯列矯正で痛いと感じるときに、痛みを和らげるためにはどうのように対策したらいいのでしょうか。ご自身でできる対策としては、ワイヤー矯正の装置が粘膜にあたって痛みがあるときの対策です。
これには、歯科用の「ワックス」を使用します。ワックスを少しちぎって丸め、痛みを感じる原因となっている装置の部分に押しあててつけます。すると粘膜へのあたりがマイルドになり、痛みを軽減できます。
ただし明らかに大きくワイヤーが飛び出ている、外れている、ワックスをつけてもまだ痛いなどの不具合がある場合は、まずは歯科医院への連絡が必要です。また歯が動いているときは痛みを感じやすいので、噛み応えのある食事を控えることも対処法の一つです。
その他、患者さんでは対処ができませんが、ワイヤー矯正であれば太いワイヤーから細いワイヤーにかえるなど、歯を動かす圧力を弱めれば歯にかかる負担も減るため、痛みを抑えることができます。
痛みが心配な方は「マウスピース矯正」がおすすめ!
ワイヤー矯正、マウスピース矯正ともに歯を動かすため、少なからず痛みが出る可能性はあります。
しかしそのなかでもマウスピース(インビザライン)矯正の場合は、予めシミュレーションを行い無理のない歯の移動量で設計ができるため、痛みが少ないことが特長です。
さらにマウスピース矯正の場合は、ワイヤー矯正のようにワイヤーが外れたり、粘膜を傷つけたりすることもないため、歯列矯正での痛みが心配な方は、「マウスピース矯正」がとてもおすすめです。
また、マウスピース矯正は透明で目立ちにくく、取り外しができて食事や歯磨きもしやすいなど、「痛みが少ない」以外のメリットが多いことも特長の一つです。さらにはる歯科クリニックのインビザラインでは、「口腔トレーニング」も併用できるため後戻りを防ぎ、健康にも導けるメリットもあります。
⇒インビザラインについて詳しく知りたい方は、【インビザラインとは?おすすめの人やメリット・デメリットを紹介】をご覧ください。
まとめ
歯列矯正は歯を動かす治療であるため、まったく痛みがないということはないでしょう。しかし、歯列矯正には痛みが少ない歯列矯正の種類もあったり、歯科医師に相談して歯を動かす範囲を少なくしたりすることで、痛みを軽減できます。
なんにせよ歯列矯正で痛みがあれば、なるべく早く歯科医師に相談することが大切です。また痛みが心配な方は、予め「痛みが少ない」歯列矯正の種類を選ぶことも対策の一つです。
マウスピース矯正(インビザライン)は「痛みが少ない」ことが特長の歯列矯正です。シミュレーションで無理のない歯の移動量で設計ができるため、痛みを抑えられます。
はる歯科クリニックでも、この「インビザライン矯正」を行っております。目立ちにくく食事がしやすいなどメリットの多い歯列矯正です。
「口腔トレーニング」も併用しているはる歯科クリニックのインビザラインは、後戻りを防いで健康にも導き、通常のマウスピース矯正よりも治療が早く進むメリットもあります。
痛みが心配な方や、インビザライン矯正にご興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
またはる歯科クリニックは、良い成長に導くこどものための成長プログラムに力を入れています。歯並びや正しい噛み合わせに整えるだけではなく、お子さんを健康へ導くことを目標にしています。
口呼吸や舌の癖、食べ物の飲み込み方など「歯並びの状態」を大きく左右してしまう癖を、120種類以上のトレーニングのなかからお子さんに合わせて正しく改善いきます。
さらに、歯並びが悪くなる前の0歳から『myosmile family』という歯並び育成サポートも行っています。
「お子さんの将来のために、最大限できることをしてあげたい」とお考えの親御さんは、無料相談も行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
また当院では、まずは手軽に歯の悩みや、疑問を相談してみたいという方向けに、「LINE無料相談」も行っていますので、お気軽にご利用ください。
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はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀
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