食後30分は歯を磨かない方がいいの?
2016.1.15
チラッと耳にしたことですが、酸性の飲食物(☆印に捕足有り)を摂取したときは、酸で歯の表面が溶けてもろくなっているため、食後すぐに歯磨きをすると歯が削れる…という説が広まっています。
果たしてその真相はどうなのか、少し調べてみました。
その結果…
酸性の飲食物を取って口の中が酸性になったとしても、だ液には酸を中和する働きがあり、すぐには歯が溶けないように防御機能が働いています。
ですから、日本の一般的な食事では、食後すぐの歯磨きで歯が溶けることは起こりにくいので、食後は早めに歯磨きを行って歯垢を取り除き、むし歯になることを防ぐことのほうが重要というのが、日本小児学会の見解だそうです。
☆酸性の飲食物とは…
●一般的なイメージ
酸性食品=すっぱい物、食べ過ぎは体によくない
アルカリ性食品=苦い物、野菜、体には良い
●真相は…
酸性食品…肉類、魚介類、卵黄、野菜(アスパラガス、クワイ)、落花生、白米、パン、チーズ、バター
ビール、炭酸飲料、スポーツドリンクなど
アルカリ性食品…海藻類、野菜類(キャベツ、ジャガイモ、ほうれん草など)、きのこ類、果物、漬物類(梅干し、たくあん)
ワイン、コーヒー
はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀
はる歯科クリニックです! 当院は『お口の中から全身の健康へ』を理念とし、 来院してくださる患者さまの虫歯や歯周病を治すだけでなく、そうならないための健康教育、 生涯の健康管理パートナーとしてお付き合いさせていただきたいという思いで日々診療を行なっております。 お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。