お子様のフッ素歯磨き剤の選び方
2016.3.17
今日はフッ素入り歯磨き剤とフッ素ジェルのお話です。
同じように見えるこの3本の製品ですが、
左から「フッ化物配合歯磨き剤 フッ素濃度500ppm」
「フッ化物配合歯磨き剤 フッ素濃度950ppm」
「フッ化物配合ジェル フッ素濃度500ppm」です。
何が違うかというと、フッ素濃度がそれぞれ異なることと、研磨剤が含まれているかどうかなどです。
先日、2歳半になるお子様のママから質問をいただいたので、お答えさせていただきます。
Q。「毎晩、仕上げ磨きのあとレノビーゴ(フッ素濃度100ppm)を塗布しています。もうすぐ無くなるのですが、次に購入するのもレノビーゴで大丈夫ですか?」
A。「年齢的にも、そろそろレノビーゴを卒業して、もう少しフッ素濃度の高い物を使用するとより効果的です。
☆写真の真ん中の900ppmの歯磨き剤を単体で使用する。
☆もし市販の歯磨き剤を現在使用されているようでしたら、それに加えてフッ素ジェル(写真右)を使用する。
などの選択肢があります。(^-^)
この際、気を付けることは、2歳の年齢ですと900ppnと500ppmの物を両方同時に使用してしまうと適正な濃度より高くなってしまうので避けてください。」
参考までに、900ppmの歯磨き剤は2歳半からの使用目安となっていますので
それよりも低年齢のお子様には、写真左の500ppmの物がおすすめです。
むし歯予防に適切な方法は、その年齢ごとに少しずつ異なります。
定期健診の際に、お気軽にスタッフにお尋ねくださいね(^^)/
私たち保育士も、日々勉強です☆
ご質問、どしどしお寄せくださいませ\(^o^)/
はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀
はる歯科クリニックです! 当院は『お口の中から全身の健康へ』を理念とし、 来院してくださる患者さまの虫歯や歯周病を治すだけでなく、そうならないための健康教育、 生涯の健康管理パートナーとしてお付き合いさせていただきたいという思いで日々診療を行なっております。 お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。