鼻呼吸、できていますか?
2016.9.5
口呼吸はなぜいけない?
私たち人間は、鼻と口のどちらでも呼吸ができるようにできていますが、通常は鼻で呼吸する生き物です。
しかし、アデノイドや扁桃腺炎、鼻炎性アレルギーなどで鼻が詰まっている場合、日常的に口呼吸せざるを得ません。
その口呼吸が、歯並びにも悪影響を与えてしまうのです。
上下の前歯が口の中で正しい状態を保つには、内側からの圧力(舌の動き)と外側からの圧力(口周辺の筋肉)が、ちょうどいいバランスで前歯にかかっていることが大切です。
ところが、口呼吸をする子はいつも口が開いた状態になるため、口を閉める動きをする口輪筋のしまりが悪くなり、前歯を押さえる力が弱くなります。
そのため、前歯には下の圧力だけが一方的にかかってしまい、前突(出っ歯)や開咬(前歯が噛み合わない)の原因になるのです。
参照:わかば出版「歯並びのよい子に育てるために」
はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀
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