食育Q&A
2017.12.22
キッズルームでお家の方とお話をしていると、お子様の食事に関することでいろいろご相談を受けることがあります。
今日はその中のいくつかのご質問にお答えしたいと思います!!
Q1.一歳未満の子がいますが、赤ちゃん用イオン水などは水分補給に適していますか?
A1.普通の水やお茶より身体に良いと思って飲ませている場合であれば、水とお茶以外に身体に良い飲み物はありません。
○ケ月~飲めます、と書いてあるジュースやイオン水にもかなりの砂糖が入っています。
年齢的にも全く必要ありません。
将来的に甘いものしか好まなくなってしまったり、好き嫌いが多くなってしまうケースもあります。
また、甘いものを好むようになり、むし歯のリスクも高まります。
Q2.母乳はいつまで大丈夫?
A2.母乳はいつまででも大丈夫です。
本人が辞めたいと思うまで続けさせてあげてください。
ただ、母乳育児での心配事と言えば、虫歯や歯並びについてですね。
母乳では虫歯になりません。
母乳に加え、ジュースやお菓子などの砂糖を摂取してしまうと、それが原因で虫歯になってしまいます。
その時の悪者は、あくまでも砂糖です。
また、指しゃぶりと違って、何時間も母乳を吸っているわけではないので、歯並びの影響はさほど考えなくてもよいでしょう。
Q3.乳児の水分補給について
A3.乳児の水分補給は基本的に母乳です。
離乳食を始めたり、母乳を飲まなかったり、頻繁に喉が渇くようであれば、白湯か薄めたお茶をあげてください。
ここで注意してほしいのが、桃やリンゴのお水や赤ちゃん用のイオン水をあげないことです。
水よりもゴクゴクと飲むので、水分が足りていないのかと勘違いして、そればっかりあげるようになります。
この時期に甘い味に慣れてしまうと、将来も甘いものを好むようになってしまうので、注意が必要です。
乳児期の水分補給は、一回に飲む量は口に含む程度で十分です。
「チビチビごっくん」量は少なくていいので、回数を多くしましょう。
はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀
はる歯科クリニックです! 当院は『お口の中から全身の健康へ』を理念とし、 来院してくださる患者さまの虫歯や歯周病を治すだけでなく、そうならないための健康教育、 生涯の健康管理パートナーとしてお付き合いさせていただきたいという思いで日々診療を行なっております。 お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。