お口の知識
歯にいい食べ物でお子さんの歯を守る!摂るべき栄養素や気をつけること
2024.09.10
こんにちは!
神奈川県横須賀市林にある、はる歯科クリニックです。
お子さんの歯の健康、しっかり守りたいですよね。じつは、毎日の食事がお子さんの歯を強くするために重要な役割を果たしていることをご存じでしょうか?
歯にいい食べ物を選ぶことで、お子さんの歯を強くし、虫歯予防や顎の成長までも促すことができるんです!
この記事では、子どもの歯にいい栄養素や、歯にいい食べ物の摂り方のポイントについてわかりやすく紹介していきます。
お子さんの歯の健康を守りたい親御さんはぜひこの記事をご覧いただき、小児歯科のはる歯科クリニックと一緒に、ママさんの疑問や不安を解決していきましょう!
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子どもの歯にいい食べ物って?
子どもの歯の健康を守るためには、毎日の食事で必要な栄養素をしっかり摂ることが大切です。
ここでは、子どもの歯にいい食べ物についてお話ししていきます。
乳歯の芽ができるのは妊娠7週頃!妊娠中から摂っておきたい食べ物

妊娠中からしっかり下記のような栄養を摂ることで、お子さんの健康な歯の発育のサポートにつながります。
🔶歯の基礎を作る(タンパク質)
タンパク質は歯の基礎を支える重要な栄養素です。鶏むね肉、豆類(レンズ豆、ひよこ豆)、魚(サバ、サケ)など、タンパク質が豊富な食品を取り入れましょう。
🔶歯の石灰化をサポート(カルシウム)
カルシウムは歯を強くするために必要です。カルシウムは乳製品(チーズ、ヨーグルト)、小魚(イワシ、しらす)に含まれています。
🔶歯のエナメル質を作る(ビタミンA)
ビタミンAは歯のエナメル質の生成に必要です。鶏レバー、かぼちゃ、にんじんなどに含まれています。
🔶歯の象牙質を作る(ビタミンC)
ビタミンCは歯の象牙質の形成をサポートします。イチゴ、みかん、パプリカ、ブロッコリーなどが豊富な食品です。
🔶カルシウムの吸収を助ける(ビタミンD)
ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートします。魚(サンマ、サバ)、卵黄などに含まれています。
歯をきれいにする食べ物も摂ろう
お子さんの歯を虫歯などからしっかり守るためには、歯をきれいにする食べ物も取り入れてみましょう。
シャキシャキした生野菜やフルーツは食物繊維が豊富で、噛むことで自然と歯の表面を清掃し、歯垢が溜まるのを防げます。さらに、よく噛むことで唾液もたくさん出て、口の中の汚れや酸を中和する効果もあります!
また、梅干しや酢の物などの酸っぱい食べ物もおすすめです。これらは唾液の分泌を促すため、食べカスを洗い流すのに役立ちます。
顎を育ててきれいな歯並びへ!噛み応えのある食べ物も取り入れて
お子さんの顎を育てて歯並びを良くするためには、噛み応えがあってよく噛める食べ物を取り入れましょう。
ハンバーグやオムライス、パスタなどの料理って、大好きなお子さんが多いですよね!
ですが、これらの料理はやわらかくて食べやすい反面、お子さんの顎の成長を促せず、歯並びに影響が出ることがあるんです…。
そこで、食べ物の「大きさ」や「硬さ」を意識して、噛み応えのある食事メニュー(食形態)を取り入れましょう!
詳しくは、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください!
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子どもの歯にいい食べ物の摂り方のポイント
子どもの歯にいい食べ物についてお話ししていきましたが、その際に気をつけることもあります。
ここでは、そのポイントについて見ていきましょう。
1. 偏った食事はNG!食事のバランスを意識しよう
子どもの歯にいい食べ物は今回紹介したように、カルシウムやタンパク質などさまざまです。
これらの栄養素を積極的に摂ることはとても良いことなのですが、お子さんの歯の健康を守るためには、バランスの取れた食事が欠かせません。
そのため、変に食事の栄養素が偏ることがないように注意する必要があります。
毎日の食事はバランス良く、
🔶エネルギー源としての役割がある「主食(ご飯やパンなど)」
🔶タンパク質を摂る「主菜(魚や肉、豆腐など)」
🔶ビタミンやミネラルを補う「副菜(野菜やフルーツ)」
などをしっかり摂るよう心がけ、健康な身体や歯を目指しましょう。
たとえば、カルシウムを吸収するためにはビタミンDが必要ですし、タンパク質の吸収を助けるビタミンCも重要です。このように食べ物同士の相互作用も意識して、栄養がバランスよく体に行き渡るように工夫することも大切です。
おやつも歯にいい食べ物を選ぼう!
お子さんのおやつも、歯にいい食べ物を選びましょう。
というのも、甘いジュースやケーキ、菓子パンのようなおやつばかり毎日食べていると、これらのおやつは糖分が多いため虫歯の原因になりやすいためです。
成長期のお子さんの歯はもちろん、身体を守るためにも、果物やチーズ、ナッツ、ヨーグルトなどの栄養価が高い食べ物をおやつに取り入れると良いでしょう。
また、おやつのタイミングにも気をつけましょう。ダラダラと食べ続けることは、口の中が常に酸性になり、虫歯のリスクを高めてしまいます。
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3. 食事が終わったら歯磨きを忘れずに!
食事が終わったら、ママさんやパパさんはテーブルを片付けたり、お皿を洗ったりと忙しくなりますよね。ですが、お子さんの歯の健康を守るためには、歯にいい食べ物を食べた後の歯磨きも忘れずに行いましょう。
ごはんを食べたら「はみがき」をセットにして習慣づけることで、忘れたり後回しになったりするのを防げます。
そして、お子さんにこの習慣を身につけさせるためには、親御さん自身も同じ習慣を持つことが大切です。
親が実践していないことを子どもに習慣づけるのは難しいため、お子さんだけに無理やり歯磨きをさせるのではなく、親子で一緒に楽しみながら歯磨きをする習慣をつけましょう。
まとめ
お子さんの歯の健康を守るためには、毎日の食事が重要です。
とくにお子さんの永久歯が生え揃うまでは、タンパク質やカルシウム、ビタミンA、C、Dなどの栄養素を含む食品をバランスよく摂取しましょう。
そして、顎の成長期のお子さんであれば、よく噛む習慣をつけることも意識しましょう。
小児歯科のはる歯科クリニックでは管理栄養士が在籍しており、食育にも力を入れています。食事や栄養に関する専門的なアドバイスを受けながら、お子さんの歯の健康をしっかりとサポートできます。
お子さんの歯の健康を守りたいという親御さんはぜひ、当クリニックへお気軽にご相談くださいね!
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