誰も教えてくれませんでした💦
2020.7.3
添い乳が「赤ちゃんのその後の歯並び」に悪影響を及ぼすだなんて、私が出産した頃は誰も教えてくれませんでした。
夜中に頻繁に起きて授乳をしておむつ替えをして。
それだけでママは大変なので、添い乳は助かるから利点しかないと思っていました。
知らないって損ですよね
添い乳がなぜ歯並びに悪影響なのかは、以前にもこちらのブログで書いていますが
要は「正しい授乳(ママの乳首を正面から深くくわえて、舌でしっかりしごいて母乳を飲むこと)が出来ない姿勢」なので
お口周りの筋肉の発達を促すことが出来ずに
★お口周りの筋肉が衰えていく
↓
★お口ポカンの状態になる
↓
★舌の筋肉も衰える
↓
★本来あるべき位置(スポット)に舌が収まらず、ダランと下がってしまう
↓
★舌が常に前歯を押し出してしまい、歯が正しい位置に居られなくなって
ガタガタの歯並びになったり、噛み合わせが合わなくなって「奥歯は噛んでいるのに前歯は上下の歯が噛み合わず常にすき間が開いている(開咬)」という状態等になったりします。
もちろん添い乳だけが「悪い歯並びの原因のすべて」というわけではありません。
毎日の生活習慣の積み重ねで、様々な原因が生まれてくるということを
私ははる歯科クリニックで学んでいく上で知ることが出来ました。
我が子が生まれる前も、生まれた後も、誰も教えてくれなかったので…
知らずに毎日毎晩添い乳に頼っていた当時の自分に教えてあげたいです。
知っていると知らないでは、大きな違いですよね。
知っていれば、「添い乳はママの体調が優れない時や、特別疲れている時だけにしよう」と使い分けする事が可能です。
正しい知識を頭の隅っこに覚えているだけで、普段の生活に選択肢が生まれてきます。
私自身が、「当時ぜひ知っていたかった!」と感じていますので
これから出産を控えている方や、赤ちゃんの授乳真っ最中のママにお伝えしたいです。
その際は頭ごなしにお伝えするのではなく、ご本人のお気持ちに寄り添って心を込めてお伝えしていきたいです。
はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀
はる歯科クリニックです! 当院は『お口の中から全身の健康へ』を理念とし、 来院してくださる患者さまの虫歯や歯周病を治すだけでなく、そうならないための健康教育、 生涯の健康管理パートナーとしてお付き合いさせていただきたいという思いで日々診療を行なっております。 お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。