こんにちは！

神奈川県横須賀市林にある、はる歯科クリニックです。

インターネット上の情報や噂などで安いマウスピース矯正があると知り、本当に安いマウスピース矯正があるのか、またそれはどんなマウスピース矯正なのかと、気になっている方も多いのではないでしょうか。

実際、マウスピース矯正にはさまざまな種類があり、料金設定も幅広いです。

そこで今回は、マウスピース矯正で料金が安い種類についてや、安さの理由、安いマウスピース矯正を選ぶ際の注意点までをご紹介していきます。

マウスピース矯正が安いのには、ちゃんと理由がありますので本記事を確認し、しっかり見極めたうえでご自身に合うマウスピース矯正の種類を選んでみてください。

安いマウスピース矯正があるって本当？

マウスピース矯正にはさまざまな種類があり、なかには安いマウスピース矯正もあります。「安い」と感じる料金には個人差はありますが、ここでは一般的なマウスピース矯正（全顎）の料金相場から比べて「安い」、という基準でお話していきます。

ちなみにマウスピース矯正（全顎）の相場は50～100万円ですが、マウスピース矯正の種類によっては、料金相場が20万～50万円程度のものあります。

料金だけでみると後者の方が明らかに安いためとても魅力的ですが、「安い」にはちゃんとした理由がありますので、安さだけに注目しないように気をつけなくてはいけません。

安いマウスピース矯正の種類

では一体、安いマウスピース矯正とはどんな種類のマウスピース矯正なのでしょうか？これから紹介するのは、よく広告や歯科医院のHP上で「安い」「短期間」などでアピールしているマウスピース矯正です。まずは、その「安い」とされているマウスピース矯正の種類を3つにわけて紹介していきます。

①部分（前歯）矯正のみ対応するマウスピース矯正

例えば、世界で1100万人を超える患者さんが治療を受けているインビザライン矯正では、全顎の矯正以外にも、前歯に限局した矯正「インビザラインGO」や、軽度の症例に合わせたプラン「インビザラインライト」があります。

これらは、全顎の矯正プランよりも、以下の図の料金相場にあるように料金がグッと安くなります。

ただし、これらのプランは「軽度の後戻り」や「軽度のガタガタの歯並び（叢生）」のみの適用です。全顎のプランと比べて、対象部位や、歯を動かすマウスピース（アライナー）の数に制限があるため料金が安くなっています。

また、その他のマウスピース矯正で例を挙げると、「キレイライン矯正」も前歯のみが適用部位です。そのため、重度の症例は適用外です。

参考：キレイライン公式

初回2.2万円、2回目以降5.5万円と一見安く感じますが、10回コースで46.2万円の部分矯正と考えると飛び抜けて安いわけではありません。

また、初診・再診料、拡大床料金（必要な場合）、リテーナー料金（2.2～6.6万円）も別途かかります。

さらに前歯をキレイラインで整えてから、奥歯を含む全顎矯正（ワイヤー矯正）への切り替えるとさらに総額も高くなってしまいます。

というよりそもそも、のちに全顎矯正（ワイヤー矯正）の必要があるにもかかわらず、見た目にとらわれ過ぎる歯列矯正をすれば、トラブルの原因となってしまうため注意が必要です。

⇒前歯だけの部分矯正のデメリットについて詳しく知りたい方は、【前歯だけの矯正で歯並びは治せる？部分矯正できる歯並びの種類やメリット・デメリットとは】をご覧ください。

②軽度～中程度の症例のみ対応するマウスピース矯正

2つ目の安いマウスピース矯正の種類は、軽度～中程度の症例のみ対応するマウスピース矯正です。先程紹介した矯正も軽度の症例ですが、以下の「ピュアライン矯正」「DPEARL」も重症の症例に対応していません。

どちらも全顎の適用部位ではあるものの、患者さんの歯並びや噛み合わせの状態によっては適用外となります。

そのためさまざまな歯並びや噛み合わせに対応できる「ワイヤー矯正」や「インビザライン矯正（全顎）」と比べると、料金相場が安くなっています。

③自宅で行うマウスピース矯正

マウスピース矯正には、自宅でできるものもあります。「Oh my teeth」がその例に挙げられます。

初回に歯科医院で3Dスキャナーにて歯型データをとり、契約後は自宅にマウスピースが届くという流れです。

マウスピースが届いた後は基本的に、LINEやビデオ通話を活用するため歯科医院への通院は必要ありません。そのため人件費カットができるため、マウスピース矯正の料金を安く提供できるのです。

マウスピース矯正は手軽な面もあります。しかし、マウスピース矯正では歯を動かしていることを忘れてはいけません。

「マウスピースを入れるだけ」と簡単なことのように聞こえますが、歯を動かすことはリスクを伴います。定期的に通っていれば気づけたこともLINEやビデオ通話では把握しきれないため注意が必要です。

安いマウスピース矯正の注意点って？歯列矯正の本来の目的を知っておこう！

安いマウスピース矯正の種類でもお話していきましたが、安いにはちゃんと理由があります。適用部位・適用症例に限りがあり、通院が基本的にないなど、安さを提供するために、歯列矯正治療において制限がかかっている部分も多いです。

だからといって、料金がただ高ければいいというわけでもありません。忘れないで欲しいのが、歯列矯正の本来の目的は「噛み合わせを整えること」です。

歯並びがきれいに並んで一時的に美しさを手に入れても、噛み合わせが合っておらず機能していなければ、お口の中にだけではなく、身体にも不調が現われはじめます。

ですが、なかなかご自身では自分の歯並びが軽度なのか、重度なのかの判断は難しいかと思います。まずは信頼できる歯科医院へ、安さだけにこだわり過ぎず自分に合う歯列矯正の種類を相談してみましょう。

まとめ

マウスピース矯正に限らず歯列矯正をするなら、できることなら安い料金で治療を受けたいと思うことは自然なことかもしれません。ですが本来の歯列矯正の目的を忘れずに、自分に合った最適な歯列矯正を受けることをおすすめいたします。

またその最適な歯列矯正を選ぶためには、マウスピース矯正に限らず信頼できる歯科医院へ相談することが大切です。

はる歯科クリニックでは、「全顎矯正」「前歯矯正」のインビザライン矯正治療が受けられます。マウスピース矯正を安い料金で受けたい方であれば、前歯矯正を希望されるかもしれませんが、適用となるかどうかはまずはお気軽にご相談ください。

また前歯矯正では適用症例が限られますが、インビザライン矯正（全顎）「インビザライン・コンプリヘンシブ」であれば、さまざまな歯並びや噛み合わせに対応ができます。

患者さんごとに、最適な方法をご提案いたします。

※はる歯科クリニック大人のインビザライン料金について

さらに、はる歯科クリニックのマウスピース矯正は料金がわかりやすいのも特長です。

1～2ヶ月に1回のチェック料や「口腔トレーニング料」がすべて総額に含まれているため、安心して通院いただけます。

※はる歯科クリニックインビザラインの料金について

また、「口腔トレーニング」も併用しているはる歯科クリニックのインビザラインは、後戻りを防いで健康にも導き、通常のマウスピース矯正よりも治療が早く進むメリットもあります。

そしてはる歯科クリニックは、良い成長に導くこどものための成長プログラムにもを入れています。歯並びや正しい噛み合わせに整えるだけではなく、お子さんを健康へ導くことを目標にしています。

※はる歯科クリニックマイオスマイルの特徴

口呼吸や舌の癖、食べ物の飲み込み方など「歯並びの状態」を大きく左右してしまう癖を、120種類以上のトレーニングのなかからお子さんに合わせて正しく改善いきます。

また、歯並びが悪くなる前の0歳から『myosmile family』という歯並び育成サポートも行っています。

「お子さんの将来のために、最大限できることをしてあげたい」とお考えの親御さんは、無料相談も行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

また当院では、まずは手軽に歯の悩みや、疑問を相談してみたいという方向けに、「LINE無料相談」も行っていますので、お気軽にご利用ください。

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