お口の知識
赤ちゃんの歯石が取れない!ついてしまう原因や取り方とは
2024.04.23
こんにちは!
神奈川県横須賀市林にある、はる歯科クリニックです。
「まだ赤ちゃんなのに歯石がついている…なんで?!」
「前歯の裏側の白いのって歯石かな?取れないんだけど…」
など、親御さんが赤ちゃんのお口のケアしているときに、歯の表面に白い歯石を見つけてビックリされた親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、赤ちゃんの歯石がついてしまう原因や歯石の取り方、歯石がつかないようにするための予防法などについてご紹介していきます。
お子さんの歯石について気になっている親御さんは、ぜひこの記事をご覧いただき、小児歯科のはる歯科クリニックと一緒に、ママさんの疑問や不安を解決していきましょう!
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そもそも赤ちゃんの歯石はなぜつくの?
歯石とは、歯の表面の歯垢(プラーク)が唾液のミネラル成分(カルシウム・リンなど)と結合して、固く石のようになったもののことをいいます。
1歳前後の赤ちゃんの場合、まだ前歯しか生えていない状態なのですが、下の前歯の裏側あたりに唾液腺の出口があることで、稀にこの前歯の裏部分に歯石がついてしまうお子さんがいらっしゃいます。
歯垢の状態であれば、親御さんのガーゼ磨き等のお手入れでも取れますが、唾液のミネラル成分と結合して歯石になってしまうと、ご自宅でのセルフケアだけでは取ることができなくなってしまいます。
赤ちゃんの歯に歯石がついていたらどうする?
では、赤ちゃんの歯に歯石がついてしまった場合、どのようにしたら良いのでしょうか?
先程もお話したように、歯石のように固くなってしまった場合はセルフケアでは取ることができません。
そのため、歯石を取る場合は歯科医院へ行って、専用の器具を使って歯石を取り除いてもらう必要があります。
歯科医院での赤ちゃんの歯石の取り方
表面が粗造な歯石は、菌の塊である「歯垢」の足場となりやすいため、もし赤ちゃんに歯石ができたら、可能であれば放置せずに除去しておきたいです。
ただし、歯医者に定期的に通い、上手にお口を開けて歯石除去ができる赤ちゃんもいれば、はじめての歯医者さんで無理にお口を開けさせられて、嫌がってお顔を動かしたり動き回ったりする赤ちゃんもいます。
無理矢理に歯石除去を行うことは危険ですし、はじめての歯医者さんがトラウマになってしまうケースもありますので、歯石除去はお子さんが上手にお口を開けられるようになってから行うのが良いでしょう。
ただし、生まれたばかりの赤ちゃんはお口の中は無菌の状態ですが、ご両親や祖父母など何らかの経路ですでに虫歯菌に感染している場合、歯が生えていれば虫歯になるリスクはあります。
そのため、歯石がついている部分に歯垢が溜まって虫歯リスクが高まらないように、定期的に歯科医院でチェックしてもらうと安心です。
歯石や歯垢が溜まらないように!正しい歯磨き・食事指導を受ける
定期的に歯科医院で虫歯になっていないかチェックしてもらう以外にも、赤ちゃんについた歯石が細菌の温床とならないように、いま親御さんにできる正しい赤ちゃんのお口のケア方法や、食事指導なども歯科医院で受けておくことも大切です。
小児歯科の当院では、赤ちゃんやお子さんの年齢やお口の状態、歯並びなどに合わせたおすすめの歯磨き方法や、食育の指導なども行っておりますので、我が子にどのようなケアをしたらいいのか疑問に感じている親御さんはぜひお気軽にご相談くださいね!
【注意】自宅で歯石を無理に取ろうとするのはNG!
赤ちゃんの歯に歯石がついていることを心配している親御さんのなかには、「サッと歯石を取ってあげられないかな…」とつま楊枝やインターネットで購入した歯石除去セットなどを使い、自分で歯石を取ってあげようと考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、無理矢理取ろうとするとことで、赤ちゃんの歯茎や歯を傷つけてしまう可能性があります。そのため、自分で取ろうとしないようにご注意ください。
赤ちゃんに歯石がつかないための予防法
では、具体的には歯石がつかないようにするためには、自宅ではどのようなことに気をつけていけば良いのでしょうか?
お子さんによって注意すべき点が異なることもありますが、ここでは基本的な注意点についてお話していきますね!
同じ場所に歯垢が溜まらないように気をつける
最初にもお話ししましたが、歯石は、歯の表面の歯垢(プラーク)が唾液のミネラル成分(カルシウム・リンなど)と結合して、固く石のようになったものです。
そもそも歯石がつかないようにするためには、歯垢が長い時間、同じ場所に溜まらないようにすることが大切です。
とくに1歳前後の赤ちゃんなら、唾液腺の出口がある「下の前歯の裏側」のところに歯石がつきやすく、この部分で唾液のミネラル成分と歯垢が結合しやすくなっているので、丁寧にお手入れをしてあげると良いでしょう。
とはいえ、嫌がる赤ちゃんを無理矢理押さえて歯磨きをしたり、ゴシゴシと強い力で磨こうとしたりすると、歯や歯茎を傷つけるだけではなく、赤ちゃんが歯磨きを嫌がる原因となってしまうリスクもあります。
赤ちゃんがもし歯磨きを嫌がるようなら、まずはお口まわりに触れることからはじめて、慣れてきたらガーゼ磨き、そして歯ブラシでの歯磨きなどと、少しずつ歯磨きに慣れていってもらえるよう取り組んでいきましょう。
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食事の取り方にも注意しよう!
ネバネバの歯垢を作り出す虫歯の原因菌は、砂糖やブドウ糖などの「発酵性糖質」という糖質をエサにして、歯垢を作って増殖します。つまり、エサとなる糖質の取り方にも気をつけることが大切です。
たとえば、ヘルシーだと思ってお子さんに与えている、果物や野菜ジュースなどにもたくさんの砂糖が含まれていることが多いです。
加えて、ダラダラ飲みやダラダラ食べなども虫歯のリスクを高めるため、こういった食事のタイミングにも注意を払うようにしましょう。
詳しくは、ぜひ当院スタッフへお気軽にご相談ください!
まとめ
赤ちゃんに歯石ができてしまったら、歯科医院で取ってもらえることもありますが、上手にお口を開けられない場合は、様子を見ていくことが多いです。
その場合、さらに歯石の部分に歯垢や歯石が溜まらないように、継続的に様子を見ていく必要があります。
歯石がついたこのタイミングで、お子さんに合った歯磨きの仕方や食事指導などを、歯科医院で聞いておくと安心です。
お子さんの虫歯や歯石などのお口の健康が気になっているという親御さんは、ぜひ小児歯科のはる歯科クリニックへお気軽にご相談ください!
では
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