お口の知識
1歳の赤ちゃんが歯磨きを嫌がるのはなぜ?どう対策したらいい?
2024.02.20
こんにちは!
神奈川県横須賀市林にある、はる歯科クリニックです。
お子さんの乳歯が生えてきて、
「絶対に虫歯にさせたくないからしっかり歯磨きしてあげたいのに、嫌がってさせてくれない…」
と、お子さんのためにしっかりケアしてあげたいのに、何もできなくてどうしたらいいのかわからず悩んでいる、という親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
じつは、1歳のお子さんが歯磨きを嫌がるのにはちゃんと理由があります。
その理由を知ることで、ママさんやパパさんが対策できることもたくさんありますよ!
そこで今回は、歯磨きを嫌がる理由や、イヤイヤ歯磨きのお子さんへの対策についてお話ししていきます。
お子さんの歯磨きが上手くできず悩んでいる親御さんは、ぜひこの記事をご覧いただき、小児歯科のはる歯科クリニックと一緒に、ママさん・パパさんの疑問や不安を解決していきましょう!
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1歳の赤ちゃんが歯磨きを嫌がるのはなぜ?
1歳のお子さんが歯磨きを嫌がる理由は、赤ちゃんのお口の中の感覚がとても敏感だからです。
いざ乳歯が生えてきてガーゼ磨きや歯磨きをしようと思っても、お口に触れられることに慣れていないお子さんの場合は、急にお口を触れられることでビックリして嫌がってしまうことが多いです。
もし赤ちゃんに「歯磨きをまったくさせてもらえない…」とお悩みの親御さんは、まずはスキンシップを取りながらお口まわりやお口の中に楽しく触れる練習からはじめ、歯磨きへの抵抗感を徐々に減らしてあげることが大切です!
また、その他にもママやパパの歯磨きが痛くて嫌がっているケースも、歯磨きを嫌がる原因のひとつに挙げられます。
1歳のお子さんの「イヤイヤ歯磨き」への対策をはじめよう!
お子さんは1歳を過ぎると自我も少しずつ芽生えはじめ、「歯ブラシを自分で持ちたい」「自分で歯磨きをしたい」となんでも自分でやってみたいと思うようになります。
そんな時期にお子さんが歯磨きを嫌がらずに好きになってもらうためには、うまくお子さんのモチベーションを上げながら対策していく必要があります。
まずは歯磨きに慣れることからはじめる
乳歯が生えるまでにお口に触れられることに慣れていれば、ガーゼ磨きや歯磨きなどをスムーズにはじめられることもありますが、もし歯磨きを嫌がるような場合は、まずはお口に触れることや、歯ブラシに慣れてもらうことからはじめてみましょう。
たとえば、
①赤ちゃんが興味を持ちそうなキャラクターやデザインの歯ブラシ(ストッパー付きだと安心)を、赤ちゃんに持たせて遊ばせてみる
②歯磨きをするときはいきなり歯ブラシを口に入れるのではなく、まずは赤ちゃんとしっかりスキンシップをとって、唇や頬、口まわり、口の中と徐々にお口に向けて触れたり、マッサージしたりしてみる
などを行うことで、少しずつ歯磨きに対する抵抗感をなくしていくことが大切です。
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【最も重要!】お手本を見せることで「マネしてみたい!」という気持ちにさせる
1歳を過ぎるこの時期は、お子さんに自我が芽生えはじめて、大人と同じように何でも自分でやりたくなってきます。
このママ・パパと同じことをしたがる気持ちを活用して、お子さんの前で楽しく歯磨きしている姿を見せてあげて、お子さん自身が「やりたい!」という気持ちを引き出してあげましょう。
じつは、この対策はお子さんの「イヤイヤ歯磨き」への対策として最も重要なことなのですが、ほとんどのご家庭でできていないことでもあります。
「お子さんの歯磨きタイムに合わせて、親御さんも毎日歯磨きができている」ということは、成長期のお子さんの歯磨きの習慣づけには絶対条件です。両親がやらない習慣はお子さんもやらないのです。
ごっこ遊び・大げさに褒めるなどで、気分を盛り上げる
ごっこ遊びで歯磨きは気持ちよくて楽しいものだということを知ってもらったり、歯磨きが少しでも上手くできたらオーバーだと思うぐらい褒めたりすることで、お子さんの気分が盛り上がり、歯磨きをさせてもらいやすくなります。
たとえばごっこ遊びでは、
①好きなキャラクター人形を使った歯磨きごっこ
…普段使用していない歯ブラシ等を使って、人形に歯磨きをしているところを見せてあげましょう。そのとき「歯磨きでお口の中がきれいになったね〜」「気持ちいいね~」など、歯磨きは楽しいものだという印象をもってもらえるように笑顔で行いましょう。
お子さんもやりたがるようなら、同じようにやってもらいましょう!
②親子で歯磨きごっこ
…お子さんが親役となり、ママやパパも歯磨きをしてもらって、歯磨きをごっこをしてみましょう。このとき、お子さんに歯ブラシで喉をつかれないように気をつける必要がありますが、歯磨きが終わったら「わ~すごくきれいになった~ありがとう!」「すっきりして気持ちいいな〜」と声をかけてあげましょう!
歯磨きがなかなかうまくできなくても、少しでも練習ができたら、大げさだと思うぐらいに褒めてあげましょう。
ママやパパに褒められることはお子さんにとってすごくうれしいことですので、モチベーションアップにつながります。
あとは上手くできたときは、ごほうびシールを用意するなど「歯磨きは楽しい」「がんばったらいいことがある」と、良いイメージを与えられるようにするといいでしょう。
また、普段からYouTubeで「歯磨きの歌」をかけたり、
歯磨きの絵本を読み聞かせしたりすることも、
歯磨きの習慣化につながりますよ!
【注意】ママ・パパの磨き方は歯茎を守ってやさしく細かく
お子さんが歯磨きを嫌がる理由には、お口に触れられることに慣れていない、ということ以外にも「歯磨きで痛い思いをした」ということも挙げられます。
そのため、ママ・パパが歯磨きをするときは、歯ブラシを鉛筆のように持って指先で力を細かくコントロールし、赤ちゃんの様子を見ながらやさしく丁寧に磨いてあげましょう。
また、歯茎に歯ブラシが強く当たって痛みが出ないように、指で歯茎をガードしながらそこに沿わせて歯磨きをしたり、「汚れを取らなきゃ!」と自然とゴシゴシと力が入り過ぎたりしないように気をつけましょう。
さらに、上の前歯の歯茎の上部には「上唇小帯(じょうしんしょうたい)」というヒダがあるのですが、そこに歯ブラシが当たるととっても痛いです。
上の前歯を磨くときは、上唇小帯に歯ブラシが当たらないように指でガードして磨いてあげましょう。
まとめ
お子さんの歯磨きがうまくいかず悩んでいる親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、お子さんに合わせて少しずつ慣れさせてあげることで、徐々に上手にできるようになってきます。
ですが、色々な方法を試してもなかなかうまく歯磨きができずに悩んでいるという親御さんは、ぜひ一度小児歯科のはる歯科クリニックへご相談ください!
当院では歯磨き好きのお子さんがたくさんいますし、お子さんの歯やお口の専門知識を持つ幅広い分野のスタッフも揃っています。
加えて、実際に子育てを経験したママ・パパのスタッフもいるので、お子さんの歯磨きのことはもちろん、些細なことでもお気軽にご相談くださいね!
では
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