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お口の知識

虫歯治療後に痛いのはなぜ?子どもの虫歯は進行しやすいので注意が必要

2021.07.23

はる歯科クリニック

虫歯治療後に痛いのはなぜ?子どもの虫歯は進行しやすいので注意が必要

虫歯治療をすれば多くの場合、痛みから解放されることでしょう。しかし虫歯治療後にもかかわらず、お子さんが治療をした歯を痛がっていて、心配になった親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、歯医者さんでの虫歯治療後に痛くなる理由や、子どもの虫歯で注意すべきことについて解説します。また、虫歯は進行度合いによって種類があります。それぞれの治療後の痛みについても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

虫歯の治療後なのになぜ痛い?痛みが出るのには理由がある

虫歯の治療後なのになぜ痛い?痛みが出るのには理由がある

歯医者さんで虫歯治療をしたのに、なぜまだ痛みがあるのかと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。実は、痛みが出るのには以下の理由が考えられます。

  • ✅虫歯治療後は過敏な状態になりやすい
  • ✅詰め物が原因で痛みが出る可能性がある

しばらくすると痛みが落ち着くケースもありますが、痛みが続く場合は早めに小児歯科(歯科医院)を受診する必要があります。

虫歯治療後は過敏な状態になりやすい

虫歯治療後は過敏な状態になりやすい

虫歯治療は歯髄(歯の神経)の近くを削って歯に大きな負担をかけるため、歯髄が刺激されてしばらく痛みに過敏になるケースがあります。特に神経近い深い虫歯治療後には痛いと感じることもあり、痛みいつまで続くのかと不安になることもあるかと思います。

虫歯の治療時には、虫歯を取り除くときに生じる熱・振動の刺激によって、神経がダメージを受けます。そのため虫歯治療後には痛みや、違和感を生じることは比較的起こりやすいです。

神経に与えられたダメージは、次第に回復します。強い症状ではない場合は、2~3日様子を見てみるといいでしょう。ただ、どうしても我慢ができないほどの痛みや、虫歯治療後痛い状態が一週間経っても変わらないようであれば、すぐに小児歯科で診てもらいましょう。

詰め物が原因で痛みが出る可能性がある

詰め物が原因で痛みが出る可能性がある

歯医者さんでの虫歯治療後詰め物原因痛みを感じる可能性もあります。例えば、虫歯治療後に金属の詰め物を入れた場合は温度が伝わりやすく、冷たい食べ物や飲み物などがしばらくの間しみることがあります。

また、詰め物の高さによっても痛みが生じる可能性もあります。詰め物やかぶせ物が合っておらず、まわりの歯よりも噛み合わせが高くなっている状態だと、噛んだときに強い衝撃が加わり、刺激を感知する歯根膜という部分に負担がかかります。そのため、虫歯治療後噛むと痛いと感じてしまうことがあります。

虫歯の治療後に痛みが出やすいのはどれ?虫歯治療の種類とは

虫歯の治療後に痛みが出やすいのはどれ?虫歯治療の種類とは

虫歯は、進行度合いによって治療法が異なり、治療後の痛みもさまざまです。それぞれの治療法や治療後の痛みについて解説します。

歯の治療|CO〜C2

歯の治療(CO〜C2)は、歯の神経に至らない虫歯の治療です。虫歯の進行度合いは、以下の3段階のレベルに分けられます。

●初期う蝕(CO)●

初期う蝕(CO)

初期う蝕(CO)は虫歯になりかけの状態で、歯を削る必要のない虫歯です。初期虫歯の場合は、再石灰化(溶けた歯の表面を再生)をすることにより、虫歯に多くのミネラル成分が吸収されて初期虫歯を治せます。フッ素・キシリトールなどを活用し、歯を再石灰化させることが主な治療のため、痛みを伴うことはまずありません。       

●エナメル質う蝕(C1)●

エナメル質う蝕(C1)

エナメル質う蝕(C1)は、歯の最表層にあるエナメル質に虫歯が広がって穴があいた虫歯です。この状態であれば進行を遅らせることができるので、歯を削ることはありません。予防を中心に行い、定期検診で進行していないかを確認していきます。CO同様、歯を削る治療は行わないため、痛みを伴うことはまずありません。

●象牙質う蝕(C2)●

象牙質う蝕(C2)

象牙質う蝕(C2)はエナメル質の次の層である象牙質まで進行した虫歯です。象牙質はエナメル質よりやわらかいため進行が早いです。歯磨きで汚れを落としきれる部位であれば、削らない場合もあります。

しかし汚れを落としきれない部位であれば、虫歯を削って白いプラスチックの詰め物をします。麻酔は使用せず、治療後の痛みが出ることも少ないです。このC2の段階を超えると、虫歯が神経に到達してしまいます。

歯の根の治療|C3・C4

歯の根の治療(C3・C4)は、神経に及ぶ大きな虫歯の治療です。虫歯の進行度合いは、以下の2段階のレベルに分けられます。

●神経に達するう蝕(C3)●

神経に達するう蝕(C3)

神経に達するう蝕(C3)は、虫歯が神経にまで達して細菌感染を起こした虫歯です。そのため、歯の根っこの治療が必要です。C3からは痛みが出てしまうことが多いため、麻酔が必要になる場合があります。

神経を取った後も、根の治療は状態に応じて複数回行います。治療が完了するまでは定期的にお薬を入れ変えて、根っこの先までお薬を効かせます。

炎症が落ち着けば神経に変わるお薬を根っこに詰めて、歯に近い色のプラスチックで蓋をします。治療が完了するまでは、痛みや腫れが繰り返す可能性があります。

●歯の根っこだけになるまで進行したう蝕(C4)●

歯の根っこだけになるまで進行したう蝕(C4)

歯の根っこだけになるまで進行したう蝕(C4)は、歯茎に膿の袋ができて噛むと激痛が走ることがあります。歯が崩壊して残せない場合、抜歯が必要となります。

歯を早期に失うと必ず歯並びに影響が出るため、将来の永久歯のスペースを維持するために「歯の矯正」を視野に入れる必要があります。

また抜歯後は麻酔が切れると痛みが出る可能性もありますが、長くは続きません。もし強い痛みや腫れなどが続く場合は、早めに小児歯科に連絡しましょう。

子どもの虫歯は進行が早いって本当?注意すべき3つのポイント

子どもの虫歯は進行が早いって本当?注意すべき3つのポイント

子ども虫歯は、進行がとても早いです。ここでは、子どもの虫歯特有の注意すべき3つのポイントを紹介します。

①初期の虫歯は黒いとは限らない

「虫歯は黒い」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし虫歯は進行が早いと黒くならず、白い状態のまま急速に大きな虫歯になることがあります。

特に乳歯は歯がやわらかくて進行しやすいため、こういった白い虫歯が多い傾向にあります。虫歯は黒い虫歯だけではなく、進行が早くて気付きにくい白い虫歯もあるため、歯医者さんの定期健診でしっかりチェックしてもらいましょう。

➁エナメル質が薄いため進行が早い

乳歯は神経が大きいため、大人に比べてエナメル質と象牙質の厚みが薄いです。歯の表面はエナメル質という硬い組織で守られていますが、乳歯の場合はエナメル質は大人の半分程度しかありません。そのため虫歯になるとすぐに神経まで達し、進行が早いのが特徴です。

歯の表面は通常、食事の度に脱灰(歯が溶ける)と、再石灰化を繰り返します。乳歯の虫歯がエナメル質までに留まっていれば、再石灰化で治る可能性があります。しかし、硬いエナメル質を突破してやわらかい象牙質まで虫歯が進行すると、一気に虫歯が広がってしまいます。

③痛みの感覚が未発達で進行に気付きにくい

子どもは痛みの感覚が未発達で、痛みがあっても気付きにくいことがあります。そのため知らない間に虫歯が大きくなってしまうケースも多いです。また痛みは出たり引いたりして翌日には治っている場合もあり、見過ごしてしまうこともあります。

親御さんがお子さんの毎日の仕上げ磨きのときにしっかりお口の中を確認し、小さな変化を見逃さないように観察してあげることが大切です。

歯医者さんの診察日までは市販薬で応急的な対処を

歯医者さんの診察日までは市販薬で応急的な対処を

治療後に痛みはあるものの、予定が合わずに診察日まで日数があるケースも考えられます。虫歯治療後痛い場合は、歯医者さんの診療日までは市販で応急的に対処しましょう。

お子さんの痛み止めの多くはアセトアミノフェン(小児用バファリンやカロナールなど)が使用されます。比較的アレルギーが出にくい優しいお薬です。

自宅に常備薬があれば服用し、痛みを少しでも緩和させてあげましょう。(※アレルギーがあるお子さんは必ず薬剤師さんに相談してから市販薬を購入してください)

定期検診で虫歯予防!子どもの虫歯治療は「小児歯科」がおすすめ

定期検診で虫歯予防!子どもの虫歯治療は「小児歯科」がおすすめ

子ども虫歯治療には、子どもの歯科治療専門の「小児歯科」がおすすめです。小児歯科は子どもの歯の治療を専門としており、一般歯科と比べて経験・技術ともに優れています。さらに予防することに力を入れていることも多く、虫歯治療後にも虫歯にならないように手厚いサポートを受けることができます。

「虫歯が治ったら“終わり”」ではなく、その後のケアまで提案してくれます。また小児歯科は子どもの治療を前提としているため、「子どもが泣いて治療が進まず、迷惑をかけたらどうしよう」と不安になる心配もなく、子どもが歯医者さんに通うのが楽しくなるようなプログラムが多数用意されています。

はる歯科では『お口の中から全身の健康へ』を理念とし、子どもたちに生涯健やかな人生を送ってほしいという強い想いがあります。マイナス1歳のマタニティ期から行える予防・成長サポートや、それぞれの年代の成長に合わせた最適な指導や定期検診にも力を入れています。長く通っていただきやすいようにさまざまな取り組みも行っておりますので、お子さんの歯に関する心配ごとがあれば、ぜひ1度当院へご相談ください。

まとめ:子どもの歯を守るためには定期的な検診が重要

まとめ:子どもの歯を守るためには定期的な検診が重要

虫歯治療は体の手術と同じです。麻酔自体にも大きなリスクがありますし、削る行為自体が当然ながら歯や神経にも刺激を与えるため、治療後の痛みは虫歯が大きければ大きいほど起きやすくなります。残念ながら絶対に痛まない、リスクのない治療はありません。

そのため虫歯にしないということが本当に大事です。それでも、虫歯になってしまい生活に支障が出る場合には、はる歯科では最大限痛みや安全性を考慮し治療をおこないます。長く歯を残すためには、「今お困りの主訴が改善するだけ」の治療ではなく、虫歯にならないよう「原因を改善する」ことも大切です。

虫歯治療後痛みがある場合、まずは早急に小児歯科を受診し、その後はお子さん一人ひとりに合わせた最適な虫歯予防プログラムでお口のトラブルを防ぎましょう。生涯お子さんが健やかな人生を送れるよう、親御さんと小児歯科が一体となり、お子さんのお口の健康を守っていきましょう。

はる歯科クリニック

はる歯科クリニックです! 当院は『お口の中から全身の健康へ』を理念とし、 来院してくださる患者さまの虫歯や歯周病を治すだけでなく、そうならないための健康教育、 生涯の健康管理パートナーとしてお付き合いさせていただきたいという思いで日々診療を行なっております。 お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。