乳歯
乳歯が抜けずに永久歯が内側から生えてきた!放置しても大丈夫?
2025.06.10

こんにちは!
神奈川県横須賀市林にある、はる歯科クリニックです。
「うちの子、乳歯が抜けないのに、永久歯が内側から生えてきちゃった…これって大丈夫?」と心配になるママさん、きっと多いですよね。
お子さんの歯の生え変わり時期、気になることがいっぱいで不安になる気持ち、よくわかります。
でも、じつはこれ、成長過程でよくあることなんです。ただ、放っておいても大丈夫なのか、対処が必要なのか、気になるところですよね。
そこで今回は、そんな親御さんの不安を少しでも軽くできるよう、永久歯が内側から生えてきた場合に注意すべきケースや、放置しておくことで起こりうるリスクについてわかりやすくご説明します。
ぜひこの記事を読んで、小児歯科のはる歯科クリニックと一緒に、お子さんの歯の悩みを解決していきましょう!
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乳歯が抜けずに永久歯が内側から生えてきた!これって大丈夫?

「子どもの乳歯がまだ抜けていないのに、内側から永久歯が生えてきた…」そんな状態を見ると、親御さんとしては不安になりますよね。でも、じつはこれ、お子さんの乳歯の生え変わりの時期には珍しくないことなんです。とくに、下の前歯ではよく見られる現象です。
永久歯への生え変わりの時期には個人差がありますが、一般的には6歳頃からはじまります。この時期、乳歯の後ろに6歳臼歯(第一大臼歯)が生え、下の前歯の生え変わりが進んでいきます。
下の前歯の永久歯は乳歯の下から生えてきますが、もし顎の成長が十分でないタイミングで下の前歯の生え変わりがはじまると、スペースが足りずに永久歯が内側に生えることがあります。
ただ、内側に生えてきたとしても、舌の力によって自然と前に押し出され、正しい位置に移動することも少なくありません。そのため、乳歯がグラグラしていて自然に抜けそうであれば、無理に抜歯をする必要はなく、しばらく様子を見ても問題ないことがほとんどです。
とはいえ、「このままで大丈夫かな?」と心配になることもありますよね。お子さんの歯並びや生え変わりについて気になることがあれば、いつでもお気軽に小児歯科の当院までご相談くださいね!
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永久歯が内側から生えてきたときに気をつけたいケース

永久歯が内側に生えてきても、自然に正しい位置へ動くことが多いため、しばらく様子を見るのが一般的です。
ですが、すべてのケースがそのまま問題なく落ち着くわけではありません。中には、放っておくと歯並びやかみ合わせに影響を及ぼすことも…。
お子さんの歯の健康を守るために、とくに注意したいケースについて確認しておきましょう。
乳歯がグラグラしておらず抜けない場合
お子さんの乳歯は、通常、永久歯が生えてくると自然に抜けるものですが、中にはなかなか抜けないケースもあります。
乳歯は、永久歯が正しい位置に生えるためのガイドとしての役割を果たします。一般的には、永久歯が生えはじめると乳歯の根が吸収され、支えを失った乳歯がグラグラして自然に抜け落ちる仕組みになっています。
ですが、永久歯が生えてきても乳歯が全く動く気配がない場合、永久歯が正しい位置に生えるためのスペースが不足していることが考えられ、歯並びに影響を及ぼす可能性があります。
このような場合、歯科医院でレントゲンを撮影して乳歯の根の状態を確認することが大切です。もし乳歯の根が長く残っている場合、自然に抜けるまで時間がかかることがあるため、抜歯を検討することもあります。
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乳歯が抜けた後でも、内側に生えてしまった永久歯が動かない場合
お子さんの乳歯が抜けた後でも、内側に生えた永久歯の位置が動かないことがあります。この状態が長く続くと、歯並びやかみ合わせに影響を与える可能性があるため、経過を見守りつつ、早めの対処が重要です。
もし、しばらく様子を見ても永久歯が動かない場合は、歯科医院で一度確認してもらいましょう。レントゲンで歯の位置や成長をチェックし、必要に応じて矯正治療を検討することもあります。
乳歯が抜けないまま、永久歯が内側に生えた状態を放置したらどうなる?

「そのうち自然に動くかな?」「様子を見ていれば大丈夫かも」と思っていたけれど、いつまでたっても永久歯は内側に生えたまま…。
じつは、このような状態を放置すると、歯の健康だけでなく、お子さんの見た目やかみ合わせにも影響を及ぼすこともあるんです。
お子さんの将来の歯並びや心身の健康を守るためにも、放っておくとどんなリスクがあるのか、一緒に確認していきましょう。
虫歯や歯肉炎のリスクが高くなる
乳歯と永久歯が重なっていると、どうしても歯ブラシが届きにくくなり、汚れが溜まりやすくなります。そのまま放っておくと、虫歯や歯肉炎の原因になってしまうことも…。
とくに、生えたばかりの永久歯は歯質が弱く、虫歯になりやすいので注意が必要です。「痛い」とお子さんが訴えるころには、すでに虫歯が進行していることも少なくありません。
大きなトラブルになる前に、日頃の仕上げ磨きや定期的な歯科検診でしっかりチェックしてあげましょう。
歯並びやかみ合わせが悪くなってしまうことも
永久歯が生えてくるスペースが足りなかったり、乳歯の根っこがしっかり残っていたりすると、永久歯が本来の位置からズレて生えてくることがあります。そのままにしておくと、永久歯が内側や外側に傾いたり、他の歯と重なり合ったりすることも…。
放置すると、将来的に矯正治療が必要になることもあるため、「おかしいな?」と感じたら、早めに歯科医院で相談してみるのが安心です。
歯並びが気になり、コンプレックスになることも
歯並びがデコボコになったり、ズレてしまうことで、見た目が気になり、自然と笑顔を隠してしまうお子さんもいます。お友達と比べて「自分の歯並びはちょっと違うかも…」と感じると、自信を失ってしまうことも。
成長するにつれ、人と比べる機会が増えるため、歯並びがコンプレックスになってしまう可能性もあります。
見た目の悩みが心の負担にならないように、気になることがあれば早めに相談してあげることが大切です。
しっかり噛めないと、栄養バランスや顎の成長にも影響が…
本来、正しくかみ合うはずの歯が内側にズレて生えてしまうと、うまく噛めずに咀嚼効率が低下してしまいます。その結果、食べ物を十分にすりつぶせず、栄養の吸収が悪くなったり、消化不良を引き起こすことも。
さらに、噛みにくさからやわらかい食べ物ばかり好むようになると、必要な栄養が偏ってしまうこともあります。
また、片側ばかりで噛む癖がつくと、顎の成長がアンバランスになり、将来的な歯並びやかみ合わせにも影響を及ぼす可能性があります。
こちらも、気になる場合は、早めに歯科医院で相談してみるのが安心です。
まとめ

乳歯が抜けずに永久歯が内側から生えてきた場合、その状態によっては、放置しておくと歯並びやかみ合わせに影響が出ることもあります。
もし不安に感じることがあれば、歯科医師に相談して、現状をどう対処すべきか、今後の治療方針についてアドバイスを受けることが重要です。早期に適切な対応をすることで、将来的なトラブルを防ぐことができます。
はる歯科クリニックでは、お子さん一人ひとりの歯の成長に合わせた、適切な治療法やアドバイスなどを行っています。
歯の生え変わりに関する不安やお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。お子さまの健やかな成長をサポートするために、親身になってサポートさせていただきます。

では
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