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お口の知識

子どもが前歯をぶつけたかも?痛いと訴えるなら早急な対処が必要

2021.07.09

はる歯科クリニック

子どもが前歯をぶつけたかも?痛いと訴えるなら早急な対処が必要

元気に遊びまわるお子さんは、走っていて転んだり、よちよち歩きでテーブルの角にぶつけたり、お友達の頭にぶつかったりと、ケガをする機会も多いのではないでしょうか。転んでケガをした際には、顔面や歯を打つこともあります。歯をぶつけてケガをすることを「外傷」といいますが、歯の外傷を1番受けやすいのは「上の前歯」で、1歳~3歳のお子さんに多いといわれています。

「ちょっとぶつけたぐらい大丈夫」と考える保護者の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ぶつけた後もずっと痛がる場合や、しばらく泣いていたもののその後痛がらなくなったという場合にも、見えない部分で歯に悪影響を与えている可能性もあるため、早急に小児歯科(歯科医院)を受診するべきです。

この記事では、お子さんが前歯をぶつけた際の対処法や、ぶつけたことによって起こりうるトラブルについて紹介します。また、お子さんは知らないうちに転んで歯を打っている可能性もあります。転んで外傷を受けやすい1歳~3歳のお子さんへの対処法も合わせて紹介していますので、お子さんのお口の健康づくりにぜひお役立てください。

子どもが前歯をぶつけた?外傷の種類によって対処法は違う

 

子どもが前歯をぶつけたら外傷の種類によって対処法は違う

元気に遊びまわるお子さんは、ちょっと目を離した隙に転んで、前歯をぶつけてしまうことがあります。外傷によってお子さんに、「前歯をぶつけた後から噛むと痛い」「じんじんする」「違和感がある」などの症状があれば、大切なお子さんの歯になにかあったら…と不安な気持ちでいっぱいになるでしょう。

前歯の外傷は、種類によっても対処法はさまざまです。ここでは、外傷の種類に対するそれぞれの対処法について紹介します。

子どもの歯がグラグラしている場合|歯の生え変わりの状況により対処が変わる

子どもが前歯をぶつけた後、歯がグラグラになることがあります。歯の動揺は、歯を支える骨にダメージを受けた際に起こりやすく、ほとんどの場合は経過観察で落ち着いてきます。しかし、動揺が大きい場合は両端の歯を固定をしてしばらく経過をみます。

また、乳歯の埋入(歯のめり込み)があって歯の位置がずれる場合には、歯を元の位置に戻してから両端の歯と固定をします。位置がずれたまま放置しておくと、ずれた位置のままで固まったり、周囲の歯並びが悪くなったりする可能性があるので、必ず小児歯科を受診し、歯科医師に状態を確認してもらいましょう。

ただ、乳歯や生えたての永久歯の場合は、まだ歯根が未完成なため再び正しい位置に自力で生えてくることが期待できるため、元の位置まで無理に戻さず様子をみることもあります。

歯が抜けた場合|保存して早急に小児歯科へ

歯が抜けた場合は、早急に小児歯科を受診しましょう。仮に、永久歯が抜けてしまうような場合であれば「時間が勝負」です。当院では、診療日であれば急な外傷にも対応しておりますので、一刻も早くご連絡ください。

また、歯が抜けた場合には水道などで洗わずに、冷たい牛乳に入れてお持ちいただけるのがベストです。学校によっては、保健室に保存液などが準備されている場合もありますが、冷たい牛乳のほうが歯の組織の生存には有利とされています。そのため、できれば冷たい牛乳に歯を入れ、小児歯科までなるべく早くお持ちください。

歯が欠けた場合|神経まで達していると神経の治療も必要

歯が小さく欠けてしまった場合には、白いつめもの(レジン)をつめて修復をします。ただ欠けた部分の大きさによっては、かぶせ物を入れて修復するケースもあります。欠け方が軽度な場合は痛みも少なく、神経や歯周組織への影響も少ないことが多いです。

しかし欠けた部分が大きければ、歯髄に感染を起こすこともあります。その場合は、歯の神経の治療が必要となります。神経に達する場合は、強い痛みや歯ぐきが腫れることも多いので、早めの処置が必要となります。

歯の周りから血がでる場合|止血や場合によっては縫合を行う

転倒時に歯をぶつけると、唇や頬の内側などを切ってしまうことがあります。損傷が軽度の場合は何もしなくても治ります。しかし、出血が多い場合はしばらくガーゼ等による止血を行い、傷口が深い場合は縫合を行います。

ぶつけた時は大丈夫だったのに!?時間が経つと見えてくる3つのトラブル

 

ぶつけた時は大丈夫だったのに!?時間が経つと見えてくる3つのトラブル

ぶつけた時は何でもなくても、数日後に痛みが出たり、歯の色が次第に黒くなったりする場合もあります。ここでは、時間が経つとみえてくる歯の3つのトラブルについて紹介します。

①歯の根っこが割れていた

外傷直後での検査では見えなかったわずかな亀裂が、時間が経つとわかってくることがあります。歯の根っこの割れ方が神経に及ぶものに関しては、抜歯になる可能性があります。

➁歯が変色してきた

歯を打った後しばらくしてから、歯の色が変化する場合があります。外傷直後には乳歯が変色してピンク色になることがありますが、これは神経の中の血管が充血を生じたものと考えられ、充血が治れば乳歯の変色が治ることがあります。

しかし、数ヶ月して徐々に歯の色が黒ずんでくる場合は、神経が死んでいる可能性が高くなります。そのまま放置しておくとさらに色が悪くなったり、根の周りに病気ができて歯ぐきが腫れてくるケースもあります。あまり放置し過ぎると、歯を保存することも難しくなることもあるため、定期的に検診でチェックしてもらう必要があります。

③永久歯にも影響がある

乳歯の位置がずれることで、乳歯の下で待ち構えている永久歯に影響が出る場合もあります。永久歯の生える方向に影響が出てしまうケースもあるので、こちらも定期的に小児歯科でのチェックを受けることが望まれます。

外傷は親が見ていない時に受けている可能性も?!定期検診でお口のトラブルを未然に防ぐ

外傷は親が見ていない時に受けている可能性も?!定期検診でお口のトラブルを未然に防ぐ

子どもが歯を打ったことによる外傷は、1歳~3歳の小さなお子さんによく見られ、活発に動くこの時期のお子さんは知らない間に外傷を受けている可能性もあります。そのため、特にこの時期は定期的にお子さんのお口の中をチェックしておく必要があります。

気になる所がなくても定期的に歯医者でチェックを受けておく

保育園や幼稚園などで保護者の方が見ていないときに、お子さんが外傷を受けている可能性があります。お子さんのお口のトラブルを早期発見するためには、日々の仕上げ磨きの際に異常がないかを確認しておきましょう。また、定期的に歯科医院へ通うことでプロによるチェックを受けられ、お口のトラブルの早期発見に繋がります。

転ぶのには理由がある!正しい発育サポートを行って外傷を予防しよう

転んで歯をぶつけるお子さんの多くは、「上顎前突」と呼ばれる上の前歯が出ているお子さんです。上顎前突のお子さんは姿勢の重心が後傾しているため、バランスが悪いことが多いです。

歯並びが悪いということは体の機能発達も未熟なことが多いため、当院では「姿勢のトレーニング」をおすすめしています。そして一番大事なのは、毎日散歩程度でも「運動をする時間を持つ」ことです。

また、普段から「お尻をしっかりしめる」意識を常にもつことも大切です。お尻を締めると、自然と姿勢が良くなります。正しい姿勢を作る時間を日々取り続けることでも、だんだんと姿勢がよくなっていき、正しい発育を促すことができます。

まとめ:定期的な検診で子どものお口のトラブルを未然に防ごう

まとめ:定期的な検診で子どものお口のトラブルを未然に防ごう

前歯の外傷は、月日を経たのちに症状・変化が出てくる可能性もあります。前歯をぶつけた箇所は、定期的に小児歯科でもチェックをするとともに、ご家庭でも経過をよく見ていくようにしましょう。また、よく転ぶお子さんは体の機能発達が未熟なことも多いです。

はる歯科クリニックでは、正しい発育をサポートするためにお子さんの「姿勢のトレーニング」を行っています。体の機能発達が未熟であれば、外傷以外にもお子さんの歯並びを悪くしてしまう可能性もあります。

お子さんを小さいうちから正しい発育に導いてあげることで、あらゆるお口のトラブルを未然に防ぐこともできます。知らない間にお子さんのお口のトラブルを見逃してしまうことのないように、定期的な検診でお子さんのお口の健康を守っていきましょう。

はる歯科クリニック

はる歯科クリニックです! 当院は『お口の中から全身の健康へ』を理念とし、 来院してくださる患者さまの虫歯や歯周病を治すだけでなく、そうならないための健康教育、 生涯の健康管理パートナーとしてお付き合いさせていただきたいという思いで日々診療を行なっております。 お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。