こんにちは！

神奈川県横須賀市林にある、はる歯科クリニックです。

「キスをすると虫歯がうつる」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか？

いろいろな情報が出回っていて不安に感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、大切なのは虫歯がどうしてうつるのかを理解し、そのうえで予防をしていくことです。

今回は虫歯がうつる原因と、どうすれば防げるかの対策についてお話していきます。

ぜひこの記事をお読みいただき、はる歯科クリニックと一緒に、ママさんのお悩みや不安を解消していきましょう！

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虫歯ってうつるの？

「虫歯の人とキスをすると虫歯がうつる」というのは、じつはこれは本当のことなんです。

虫歯や歯周病の原因菌は、キスを通してお子さんの口の中に入り込む可能性があります。

生まれたばかりの赤ちゃんの口には虫歯菌はいせませんが、大人がキスをしたり、同じスプーンで食事をしたりすることで、唾液を介して感染してしまうことがあります。

最近の研究では、生後4か月頃（歯がまだ生えていない時期）から、母親の口腔内細菌が赤ちゃんに伝播している可能性も指摘されています。

また、感染経路は親子間だけでなく、祖父母やお友達との飲み物の回し飲みやおもちゃの共有など、日常生活の中でどうしても避けきれない場面も多く、感染経路を完全に防ぐことは困難です。

これらのことから、感染に対してそこまで神経質になる必要はないとされています。

もちろん、感染しないに越したことはありませんが、感染を必要以上に気にしすぎてしまうとお子さんとのスキンシップが減ってしまう恐れもあります。親子の触れ合いを大切にすることも、子育てにはとても大事な要素ですよね。

「じゃあ、どうすればいいの？」と心配になったママさんもいるかもしれません。でもご安心ください！

たとえ虫歯菌がうつったとしても、必ず虫歯になるわけではありません。

虫歯になるかどうかは、食生活や歯磨き習慣などの生活スタイルが大きく影響します。だからこそ、虫歯になりにくい生活習慣を親子で身につけていくことが大切です。

虫歯は他の歯にもうつる？

「口の中に虫歯があると、他の歯にも虫歯菌がうつるの？」と心配されるママさんも多いと思いますが、結論から言うと、虫歯が1本あるからといってウイルス感染のように歯から歯へとどんどん虫歯がうつるわけではありません。

もちろん、虫歯の場所によっては隣の歯にも影響が出ることもありますが、虫歯が広がるリスクが高くなるのは、お口の中が虫歯になりやすい環境になってしまっていることが原因です。

虫歯がうつるかどうかは、普段のお口のケアや食生活、生活習慣に大きく関わっています。これからご紹介する虫歯予防を実践して、大切な歯を一緒に守っていきましょう！

虫歯にならないためにできること

虫歯を予防するためには、虫歯になりにくい生活習慣や、適切な口腔ケアなどを行うことが大切です。

ここでは、虫歯にならないためにできる予防策をご紹介します。

ママやパパが歯科医院の定期検診を受けておく

お子さんの虫歯を防ぐためには、ママやパパが定期的に歯科医院でチェックを受けておくことがとても大切です。

なぜなら、虫歯菌はほとんどの場合、ママやパパからお子さんに移ってしまうことが多いから。

だからこそ、お子さんに虫歯菌がうつらないように、生まれる前にママとパパがしっかり虫歯治療をしておくことが大事なんです。

そして、虫歯治療が終わったあとも定期的に歯のクリーニングを受けて、お口の中を清潔に保つことが予防には欠かせません。

ママやパパが健康な歯を守ることで、お子さんの未来の歯の健康にもつながりますよ！

糖質の摂取に気をつける

離乳期がはじまると、母乳に加えて、離乳食やおやつやなども摂るようになり糖質を摂取する機会も増えるでしょう。虫歯を防ぐためには、この糖質の摂取に気をつけることが大切です。

虫歯菌は食べ物の糖分を分解して酸を出し、その酸が歯を溶かして虫歯を引き起こします。とくに砂糖がたくさん入った飲み物やおやつは虫歯の原因になりやすいので、取り過ぎないように気をつける必要があります。

さらに、食事やおやつの時間を決めて「ダラダラ食べ」を避けることも大切です。

歯磨きや仕上げ磨きを丁寧に

小さなお子さんは自分でしっかり歯磨きができないことが多いので、ママやパパが仕上げ磨きをしてあげることがとても大切です。

とくに夜は、寝ている間に虫歯菌が活動しやすい時間帯なので、夜の仕上げ磨きを丁寧に行うことで虫歯を防ぐ効果が高まります。

お子さんの歯を守るためにも、毎日の仕上げ磨きを忘れずにしてあげてくださいね。

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仕上げ磨きはいつまで続ける？年齢別のやり方も紹介

お子さんも定期検診でチェックを受けておこう

お子さんの歯の健康を守るために、定期的に歯科医院でのチェックを受けることがとても大切です。

とくに1歳から2歳の間は、虫歯になりやすい時期。

子どもの虫歯は痛みを感じにくく、進行も早いので、早期発見がとても重要です。とはいえ、1日で虫歯が進行することはないので、3～4ヶ月ごとに定期検診を受けていれば、万が一虫歯があっても早期に対処でき、進行を防ぐことができます。

定期検診では、虫歯のチェックだけでなく、家庭での歯のケアが正しくできているかも確認できます。歯科医院で学んだ正しいケアや生活習慣を実践することで、虫歯予防にもつながりますよ。

はる歯科クリニックでは、生後0歳から通院が可能です。虫歯チェックやお口のケアの仕方をお伝えするだけでなく、母乳や離乳食の進め方、顎の成長や口の機能をサポートするための正しい姿勢や遊び方についてもアドバイスを行っています。

お子さんの歯や健康について気になることがあれば、どんな些細なことでも気軽にご相談くださいね。お子さんの健やかな成長を全力でサポートします！

まとめ

虫歯菌は、唾液を通じてお子さんやパートナーにうつることがあります。

ただし、菌をもらったからといって必ずしも虫歯になるわけではありません。正しい歯のケアと予防をしっかり行っていれば、虫歯を防ぐことができます。

自分自身や大切な家族を守るために日々の口腔ケアをしっかり行うこと、そして周りの人と協力して予防に取り組むことが大切です。

お子さんやご自身、ご家族の歯で気になることがあれば、ぜひ当院にご相談くださいね！

では

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