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お口の知識

仕上げ磨きはいつまで続ける?年齢別のやり方も紹介

2024.10.22

はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀

仕上げ磨きはいつまで続ける?年齢別のやり方も紹介

こんにちは!

神奈川県横須賀市林にある、はる歯科クリニックです。

 

お子さんの歯磨きは、最初はパパやママがしっかりサポートしてあげることが大切です。でも、だんだん成長していく中で、いつまで仕上げ磨きをしてあげるべきか、悩むこともありますよね。

じつは、お子さんが自分でしっかりと磨けるようになるまで、段階を踏んでサポートすることがとても重要なんです。

この記事では、年齢ごとにどんな仕上げ磨きが必要なのか、また、仕上げ磨きの卒業に向けてどんなサポートができるかなどをお伝えします

お子さんの歯の健康を守るために、どんなタイミングでどんな方法が効果的なのか、ぜひこの記事をご覧いただき、小児歯科のはる歯科クリニックと一緒に、ママさんの疑問や不安を解決していきましょう!

 

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仕上げ磨きの目安は0~12歳まで!

仕上げ磨きの目安は0~12歳まで!

理想的には10歳まで、可能なら12歳まで仕上げ磨きを続けることが望ましいです

「12歳まで続けるのは大変そう…」と思う親御さんもいらっしゃるかもしれません。

でも、仕上げ磨きはお子さんの一生を支える大切な歯を守るためのサポート

永久歯が生えそろうまで、親御さんが仕上げ磨きをしてあげることで、磨き残しを防ぎつつ、虫歯やお口のトラブルを早めに発見することもできます。 

仕上げ磨きが大切な理由って?

仕上げ磨きが大切な理由って?

お子さんが小学生にもなると、「自分で磨きたい!」と言い出したり、仕上げ磨きを嫌がる場面も増えますよね。

でも、0〜12歳という長い期間、仕上げ磨きが推奨されているのにはきちんとした理由があるんです。  

仕上げ磨きは、お子さんの歯を守る大切な習慣。まずは、その必要性について一緒に知っていきましょう!

乳歯と永久歯が混ざる時期は磨き残しが増えやすいから

お子さんが小学生になると、乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」に入ります。

この時期は、歯の大きさや高さが不揃いなため、歯と歯の間に段差ができやすくなります。そのせいで歯ブラシが届きにくい場所が増え、どうしても磨き残しが出やすい状態になってしまうのです。  

とくに奥歯や歯と歯の隙間は、お子さん自身ではきれいに磨くのが難しいもの。そんな時こそ、仕上げ磨きが必要です!ママがひと手間をかけてあげることで、見えない汚れまでしっかり落とし、お子さんの大切な歯を虫歯から守ることができます。  

お子さんが「自分でできたよ!」と嬉しそうに話す瞬間を大切にしつつ、ママの仕上げ磨きで健康な歯を一緒に育てていきましょう! 

手先がまだ器用に使えないから

小さなお子さんは、手先がまだ十分に器用に使えないため、歯ブラシを歯並びに合わせて適切な力加減で動かすのは難しいものです。

とくに低年齢のお子さんは、奥歯や歯と歯の隙間をきれいに磨ききるのは至難の業。そのため、ママの仕上げ磨きがとても重要になります。  

手先の器用さには個人差がありますが、一般的に10歳前後になると、少しずつ細かい動きができるようになると言われています。それまでは、仕上げ磨きでしっかりとサポートし、お子さんの歯を虫歯から守ってあげることが大切です。

生えたての歯は虫歯になりやすいから

生えたての乳歯や永久歯は、歯の質がまだ弱く、とても虫歯になりやすい状態です。

とくに生えたての歯は背が低く、歯ブラシが届きにくいため、どうしても磨き残しが出やすくなります。だからこそ、仕上げ磨きでしっかり汚れをチェックしてあげることが大切です。 

お子さんの虫歯や口内トラブルを早期発見できる

仕上げ磨きは、ただ歯を磨くだけじゃありません。お子さんのお口の中をしっかり観察する大切な時間でもあります。

たとえば、歯茎が腫れていたり、出血していたり、歯に白い斑点が見える場合は要注意!これらは、初期の虫歯や歯肉炎のサインかもしれません。  

こうしたトラブルを早く見つけることで、歯医者さんに相談して適切な治療や予防ができます。小さいお子さんは「痛い」「違和感がある」と言えないことも多いので、ママが気づいてあげることがとっても大切なんです。

【年齢別】仕上げ磨きのやり方のポイント

【年齢別】仕上げ磨きのやり方のポイント

仕上げ磨きといっても、ただ歯ブラシをシャカシャカと動かすだけでは十分ではありません。基本的な持ち方は鉛筆を持つように軽く握り、歯ブラシを歯に対して90度に当てて磨くことが大切です。  

でも、それだけではなく、お子さんの年齢に合わせたやり方を取り入れることで、より効果的にお口の健康を守ることができます。

ここでは、年齢別の仕上げ磨きのポイントをわかりやすくご紹介します!

0~2歳|歯ブラシに慣れることが大切

0~2歳のお子さんにとって、仕上げ磨きの主な目的は歯ブラシに慣れることです。

「虫歯を防ぐために、徹底的に磨かなきゃ!」と思うかもしれませんが、焦らなくて大丈夫。歯ブラシの感触に慣れたり、パパやママに仕上げ磨きをしてもらう習慣をつけることが大切です。

まずは歯ブラシに慣れて、楽しく歯磨きができる環境を作ってあげることが、お子さんの歯磨き習慣につながりますよ。

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3~5歳|奥歯の磨き残しをチェック

奥歯が生え始めると、この部分は子ども自身が磨くのが難しくなるため、親御さんがしっかりサポートすることが大切です。

仕上げ磨きのときに奥歯の磨き方を教えてあげたり、お子さんと一緒に楽しみながら磨きましょう!

6~9歳|乳歯と永久歯の段差に気をつける

この時期のお子さんは、乳歯と永久歯が混ざっているため、歯の大きさや並びがバラバラになっていることが多いです。歯並びのでこぼこ部分が虫歯になりやすいので、1本1本丁寧に磨くことが大切です。  

とくに、歯と歯が重なっている部分や、大きな歯に挟まれた小さな歯は磨き残しが出やすい場所。こうした部分を重点的に仕上げ磨きをしてあげましょう!

9~12歳|仕上げ磨き卒業へのサポート

そろそろ仕上げ磨き卒業の時期です。 

この頃からは、基本的にお子さんが自分で歯を磨きます。親御さんは、お子さんが磨き残しをしていないかチェックしてあげましょう。  

もし磨き残しがあれば、丁寧に仕上げ磨きをして、どこが磨きにくかったのかをやさしく教えてあげてください。  

お子さんが1人でしっかり歯磨きができるように、少しずつサポートしてあげましょう。

まとめ

まとめ

仕上げ磨きは理想的には10歳まで、可能なら12歳まで仕上げ磨きを続けることが望ましいです

10歳前後のお子さんは、乳歯と永久歯が混ざっていて、歯を隅々まで磨くのが難しい時期です。時間を取って、できる限り仕上げ磨きをしてあげましょう。また、仕上げ磨き卒業に向けて、お子さんが自分でしっかり磨けるようサポートすることも大切です。

仕上げ磨きの方法に不安がある場合は、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士からブラッシング指導を受けると安心です。お子さんの歯並びに合わせた磨き方を教えてもらえます。

 

はる歯科クリニックでは、歯並び改善教室「HARU SCHOOL(はるスクール)」を毎日開催しています。お子さんが歯磨きのポイントを学んだり、食事や身体に関することを学んだり、お口のトレーニングやおうちでできる歯並び対策なども伝えています

ぜひ気軽にご相談ください!LINEやお電話で、相談やHARU SCHOOLのご予約も可能です。

 

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