こんにちは！

神奈川県横須賀市林にある、はる歯科クリニックです。

食べ物をしっかり噛むことで、唾液の分泌量が増えて虫歯を予防したり、集中力の向上や、脳・顎の発達を促したりなど、良い影響を与えるといわれています。

しかし、子どもの発達の状態に対してやわらか過ぎる食事ばかり摂ったり、流し込むように食べてしまったりしていると、噛む力が育ちません。

噛む力はお子さんの成長にも大きく影響を及ぼすため、日常の食事を気をつける必要があります。

そこで本記事では、お子さんの噛む力を鍛える食べ物についてお話ししていきます。

おすすめの食事メニューやおやつのメニューなども紹介しているので、お子さんの噛む力を食事でも鍛えていきたいなと思われている親御さんは、ぜひ本記事を参考にして、小児歯科のはる歯科クリニックと共に、ママさんの疑問や不安を解決していきましょう！

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噛む力を鍛えられる食べ物ってあるの？

噛む力を鍛えるには噛む回数が自然と増える食べ物を食事に取り入れることをはじめ、お子さんの顎を育て歯並びをつくっていくためには食べ物の大きさ・硬さが非常に重要です。

お子さんの発達に合わせた食形態（食べ物の大きさ・硬さ）が顎を育てる

お子さんの顎を育て、歯並びをつくるのは食事です。

そのため、お子さんの発達に合わせた食形態が最も重要だと考えています。

つまり、お子さんが口にする食べ物の「大きさ」や「硬さ」が、非常に重要なのです。

たとえば下記のイラストのように、噛む回数は、調理方法によっても変化します。

同じきゅうりでも、「輪切り」「乱切り」、切る大きさなど、切り方ひとつで噛み応えが変わり、噛む回数が変わります。

また、野菜は煮るより生のまま食べる方が噛み応えがありますし、煮込み時間やゆで時間を短くすることでも歯応えを残せます。

さらに、少し薄味にすることで「味をもっと感じたい！」とよく噛むようになったり、異なる食材を組み合わせた料理はさまざまな味を楽しめたりするので、自然と噛む回数も増えます。

このように食材選びも大切ですが、普段の食事の調理の仕方をちょっと工夫するだけでも、噛む力を自然と鍛えることができます。

\　詳しくは当院の管理栄養士にご相談ください　/

ただし、お子さんの年齢によっては生えている歯の本数が違ったり、飲み込む・噛むなどの機能習得のスピードにも個人差があったりするので、お子さんの成長に見合った食事を摂る必要があります。

噛む回数が自然と増える食べ物って？

噛む回数が増える食べ物には、下記のようなものがあります。

お子さんの顎の発達を促すには、ガチガチと強く噛めばいいのではなく、ゆっくり噛んで『噛む回数を増やす』ことがとても大切です。

よく噛むことによって、成長期のお子さんの顎の成長を促します。

また、よく噛むことはお子さんの顎の成長を促す以外にも、さまざまなメリットがあります。

子どもが食事をする環境も大切です

先程お話しした「噛む力を鍛える食べ物を選ぶ」「調理方法に気をつける」こと以外にも、じつは大切なことがあります。

それは、お子さんが食事をする環境です。

たとえば、食事をする際にTVをつけている場合、お子さんが食事中にテレビに気を取られてしまい、しっかり噛まないまま食べ物を飲み込んでしまいやすくなります。

食べ物の香りや形、食感を味わい、お子さんがしっかり噛んで食べるには、食事に集中できる環境をつくってあげることがとても大切です。

食具はお子さんに合ったものを選ぶ、食事の際のイスや机の高さ、見本となるまわりの大人の食事スピード・マナー、食事中の離席など、これらもお子さんの食事の環境に影響を与えます。

さらに、バタバタすることも多い朝の食事など、時間がないから「早く食べなさい！」とお子さんをせかしてしまうことも、噛む回数を減らしてしまう原因になってしまいます。

ゆっくり食事を食べられるように時間に余裕を持つことはもちろん、「カミカミ上手だね～！上手にできてるかママにも見せて～」「パパとどっちがいい音出るかな～」といった声掛けを行うなど工夫をして、お子さんが楽しみながら食事ができる環境を整えてあげましょう。

噛む力を鍛える！おすすめのもぐもぐメニュー

では実際に、噛む力を鍛えるおすすめの食事メニューとおやつメニューをご紹介します。

成長期のお子さんの食事ですから、噛み応えがある食事を意識しつつ、栄養バランスの摂れた食事メニューにすることも大切です。

おすすめ食事メニュー

おすすめおやつメニュー

お子さんの楽しみのひとつでもあるおやつ。

近年では多種多様なお菓子が販売され、おやつの時間には流行りのお菓子や甘いチョコレート、スナック菓子などを食べているお子さんも多いかもしれませんが、成長期の10歳ごろまでのお子さんのおやつは本来、「3度の食事の補助的な食事」としての役割があります。

3度の食事で摂り切れなかった栄養を補うためにも、栄養価のあるおやつを摂ることを心がけましょう。

栄養価がありながら噛む回数を増やせるおやつを選ぶことで、栄養を摂りながらお子さんの噛む力UPにもつながります。

まとめ

近年ではファーストフード等のやわらくて食べやすい食べ物が日常に溢れており、そのような食べ物ばかり食べていると、栄養の面でも問題があることはもちろん、噛む回数が減ってお子さんの顎の成長を促しにくくなります。

これらの食事を食べてはいけないとなると難しいかもしれませんが、日常の食事メニューにちょっとした工夫を加えるだけでも、噛む力を鍛えることは可能です。

噛む力を鍛えることは、顎の成長を促し、結果的にきれいな歯並びをつくります。そして、唾液分泌が増えることで虫歯の抑制にもつながります。

ただし、お子さんの年齢や歯が生えている本数、習得しているお口の機能などによっても、おすすめの食事や食具なども変わってきます。

そのため、今のお子さんに合った対策をしたい親御さんは、ぜひ小児歯科のはる歯科クリニックへお気軽にご相談ください！

では

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