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お口の知識

赤ちゃんの歯ぎしりは歯並びを悪くする?歯ぎしりの原因と注意すべき3つのサイン

2021.08.09

はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀

赤ちゃんの歯ぎしりは歯並びを悪くする?歯ぎしりの原因と注意すべき3つのサイン

こんにちは!

神奈川県横須賀市林にある、はる歯科クリニックです。

小さな赤ちゃんが歯ぎしりをしていて、不安になったことのある親御さんも多いのではないでしょうか。実は、赤ちゃん歯ぎしりをすることはよくあることなのです。

赤ちゃんの歯ぎしりは一時的なもので、心配し過ぎることはありません。ただ、場合によっては「歯列不正」を招いてしまうケースもあるため注意が必要です

この記事では、赤ちゃん歯ぎしりの原因や歯列不正のリスク、歯医者に行くべき歯ぎしりの3つのサインについてお話します。赤ちゃん歯ぎしりが心配な親御さんは、お子さんのお口の健康を守るためにもぜひ参考にしてみてください。

 

赤ちゃんの歯ぎしりは成長のしるし

【年齢別赤ちゃんの歯ぎしりは成長のしるし】0歳からはじめよう!こどもの歯並び対策は早めがカギ

赤ちゃん歯ぎしり「ギリギリ」と歯が削れるようながすることがあるため、親御さんが心配してしまうのも無理はないでしょう。

大人の場合、歯ぎしりの原因は「ストレス」や「噛み合わせの悪さ」などが挙げられます。そのため、親御さんは「まだ小さな赤ちゃんに、すでにお口のトラブルが起きているのでは?」と慌ててしまうことも多いです。

しかし、赤ちゃん歯ぎしりの原因はほとんどがこれらとは異なり、顎の成長や噛むための準備をしていることによるものです。多くの場合、病的なものではなく「成長のしるし」であるため心配はいりませんのちほど、「赤ちゃん歯ぎしりの3つの原因」についても、詳しくお話していきます。

赤ちゃんの歯ぎしりの時期

こども歯赤ちゃんの歯ぎしりの時期科矯正はいつからはじめるのがベスト?

赤ちゃん歯ぎしりが始まる時期は、生後8ヶ月~10ヶ月頃であるといわれています。この時期は、ちょうど乳歯が生え始める時期に重なっており、乳歯が生え揃う2歳半ぐらいまで歯ぎしりは続きます

歯が生え揃っていくとともに、歯ぎしりをする赤ちゃんの数も多くなります。また、大人の歯ぎしりは夜寝ている時がほとんどですが、赤ちゃん歯ぎしりは日中起きてる時や活発に動いている時に起こることがあります。

赤ちゃんの歯ぎしりの3つの原因

赤ちゃんの歯ぎしりの3つの原因

赤ちゃん歯ぎしりは、「成長のしるし」とお話しましたが、実際にどのようなことが原因となって、なぜ歯ぎしりを起こすのでしょうか。ここからは、さらに詳しくお話していきます。

①アゴの位置や歯並びの調整のため

赤ちゃんはこれから大人になっていくために、体はもちろんアゴも成長し、歯もどんどん生え揃っていきます。歯ぎしりでは、そんな成長している赤ちゃんのアゴや歯の位置を正しい位置に整え、正しく使用するために試行錯誤を行っているのです。

赤ちゃんが何度も歯ぎしりを行うことによって、歯の嚙み合わせの位置も徐々に定まっていきます。これらの歯ぎしりの症状は、赤ちゃんは意識的に行っているのではなく、本能的に行っているといわれています。

②アゴの筋肉を鍛えるため

赤ちゃん歯ぎしりには、アゴの筋肉を鍛えるという役割もあります。歯ぎしりをするとアゴのまわりの筋肉が刺激されて、少しずつ噛む力が強くなっていきます。そのため、むやみに辞めさせてしまわないように注意しましょう。

③歯の生え始めはかゆみがあるため

歯の生え始めは、ムズムズとしたかゆみがあります。赤ちゃんはそのかゆみを歯ぎしりによって、解消しているともいわれています。赤ちゃんの歯が生え始めると、お口の中に色々なものを入れて噛みたがるのも、同じ理由からです。

まれにストレスが歯ぎしりの原因になることもある

まれにストレスが歯ぎしりの原因になることもある

大人の歯ぎしりはストレスが原因となる場合がありますが、赤ちゃんの場合は先述したように“成長のしるし”であることが多いです。

しかし、まれに赤ちゃんの歯ぎしりの原因がストレスからくることもあります。小さな赤ちゃんでも、ちょっとした環境の変化を敏感に感じ取り、大人以上に不安を抱いている可能性もあります。

歯ぎしりのメカニズムはまだはっきりとわかっていない部分もありますが、少なからず心因性のものがあることも否定できないため、心のケアも大切です。

赤ちゃんの歯ぎしりが続くと「歯列不正」を招く可能性も

赤ちゃんの歯ぎしりが続くと歯列不正を招く可能性も

赤ちゃん歯ぎしりは、指しゃぶりと同じように一時的なもので、お子さんの成長とともになくなります。歯ぎしりの卒業は、乳歯が生え揃う2歳半あたりが目安です。

もし子どもが3歳を過ぎてもまだ歯ぎしりを続けているようなら、歯ぎしりが癖になっている可能性もあります。長く続く歯ぎしりは、大人の歯ぎしりと同じように歯がすり減ったり、アゴに負担がかかったりします。

また歯ぎしりが癖になっているという理由以外にも、むし歯等による歯の違和感や、アゴの未発達による歯ぎしりの可能性もあります。これらを放置してしまうと、歯列不正はもちろん、成長の遅れや全身の歪みにも繋がってしまいます。

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「歯医者に行くべき歯ぎしりの3つのサイン」に注意しよう

歯医者に行くべき歯ぎしりの3つのサインに注意しよう

赤ちゃん歯ぎしりのほとんどは問題がないことが多いですが、歯ぎしりによってお口の中に異変が起こる場合は、なるべく早く歯医者さんに診てもらった方がいいでしょう。ここでは、歯医者に行くべき歯ぎしりの3つのサインについてお話します。

①歯列やアゴの成長に異変が見られる

通常、赤ちゃん歯ぎしりは、正しい歯並びに導くために行われるものです。しかし度が過ぎて歯ぎしりがひどい場合は、赤ちゃんの歯列やアゴの成長に異変を引き起こします。

そのため、生え揃う赤ちゃんの歯並びやアゴの成長をこまめに確認し、異変があればなるべく早く歯医者さんに診てもらうことをおすすめします。

②歯ぎしりによる乳歯のすり減りが大きい

乳歯が生え揃ってからも長く歯ぎしりを続けていると、どんどん乳歯がすり減ってしまいます。あまりに乳歯がすり減ってしまうと、歯の神経まで到達して強い痛みを伴う可能性があります。親御さん自身で判断しにくい場合は、こちらも早めに歯医者さんへ相談しておきましょう。

③粘膜を傷付けて出血が多い

赤ちゃん歯ぎしりによって乳歯がすり減ってくると、が尖って鋭利になり欠けることもあります。そうすると、やわらかいお口の中の粘膜を傷付けて出血してしまうことがあります。

多少の出血なら自然に止まるため心配はいりませんが、赤ちゃん歯ぎしりによって量が多い場合や、なかなか治らないような場合には歯医者にかかった方がいいでしょう。

まとめ

まとめ:赤ちゃんの正しいアゴの成長は親御さんと小児歯科でしっかり見守ろう

赤ちゃん歯ぎしりにはちゃんと意味があり、ほとんど問題がないことが多いです。ただ、場合によっては赤ちゃん歯並びや成長に悪影響を及ぼす可能性もあります。

普段から赤ちゃんのお口の中をしっかりチェックをして、異変を見逃さないようにしましょう。また、親御さんだけではどうしても赤ちゃんのお口の状態を“把握しきれない”、“判断しきれない”部分もあるかと思います。

歯医者さんで定期的に検診を受けて、小さなリスクも見逃さないようにしましょう。はる歯科クリニックではむし歯のチェックだけではなく、一人ひとりにあった必要な予防方法をご提案しています。

お子さんを小さいうちから正しい発育に導いてあげることで、あらゆるお口のトラブルを未然に防ぐことができます。赤ちゃんの歯磨きの仕方はもちろん、お口や体のこと、食事のことなどご心配なことがあれば、お気軽にご相談ください。

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はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀

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