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お口の知識

6歳臼歯が痛いときの対処法は?起こりうる5つのトラブルの原因についても解説!

2023.06.07

はる小児歯科・矯正歯科クリニック 横須賀

6歳臼歯が痛いときの対処法は?起こりうる5つのトラブルの原因についても解説!

こんにちは!

神奈川県横須賀市林にある、はる歯科クリニックです。

 

「なかなか生えてこなかった6歳臼歯がやっと生えてきたと思ったら、こどもが急に痛いと言い出した」

「6歳臼歯あたりが痛いと言っているけど、何が原因なのかさっぱりわからない…」

など、突然お子さんが奥歯の痛みを訴えて、疑問や不安でいっぱいになったという親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

 

6歳臼歯は噛む力が強い大きくて立派な歯ですが、じつは生え始めはとてもトラブルが多い歯なのです。

そこで本記事では、「6歳臼歯が痛い」とお子さんが訴えたときの対処法や、そのトラブルの原因まで詳しく紹介していきます。

6歳臼歯は、噛み合わせや歯並びなどでとても重要な役割のある歯なので、ぜひ本記事を参考にして、トラブルが起こる前にしっかり対策をしておきましょう!

 

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6歳臼歯が痛い!5つの原因と対処法を知ろう!

6歳臼歯が痛い!5つの原因と対処法を知ろう!

6歳臼歯とは、6歳前後の時期にお子さんの一番奥の歯茎を突き破って生えてくる永久歯のことで、第一大臼歯といいます。

 

下記の図でいうと、「6」の番号がついている赤丸の部分です。(「A~E」は乳歯です)

6歳臼歯の場所

この6歳臼歯は、歯の中で一番大きい歯であり、噛む力も強く「歯の王様」とも呼ばれています。お口の中の大黒柱的な存在であり、今後の「歯並び」や「噛み合わせ」の基準となるため、非常に重要な歯でもあります。

 

そんな6歳臼歯ですが、じつはとてもトラブルを起こしやすい歯なのです。ここでは6歳臼歯が痛いと感じる原因や、その対処法についてお話していきます。

 

1.虫歯で痛い

1.虫歯で痛い

6歳臼歯が虫歯になることで、お子さんが痛みを感じることがあります。

原因

6歳臼歯は、虫歯になりやすい傾向があります。というのも、6歳臼歯の噛み合わせの溝はとても深くて汚れがたまりやすく、歯磨き残しが出やすいからです。

 

加えて、歯が生えるペースもゆっくりなので、歯の上に歯茎が部分的に覆っている期間が長く、歯と歯茎との隙間に汚れがたまりやすかったり、萌出途中で隣の乳歯との高さの差によって歯磨きしにくかったりなど、セルフケアが不十分になりやすいです。

 

また、一番奥なのでしっかりお口の中を見ていないと、萌出したことにも気づきにくいので、いつの間にか虫歯リスクが高まっているといった可能性もあります。さらに、生えたてのエナメル質表面はまだやわらかく、酸にとても弱いことも虫歯になりやすい原因のひとつです。

 

対処法

対処法

6歳臼歯がすでに虫歯になってお子さんが「痛い」と訴えている場合は、虫歯の進行状況に応じて治療が必要となるケースがあります。

 

もし、歯の神経まで及ぶような大きな虫歯になっていた場合は、歯の神経の治療が必要となりますが、そこまで大きな虫歯でなければ、虫歯部分を必要最小限に削って白い樹脂でつめる治療で治せるケースもあります。

フッ素

また、ごく初期の虫歯(歯に穴があく前の虫歯)であれば、「歯の再石灰化」を促進することで修復も可能です。

 

まだ削るほどの虫歯ではない場合は、これ以上虫歯が進行しないように、定期的に歯科医院で高濃度フッ素を塗布したり、虫歯になりにくい食習慣や生活習慣に気を付けたり、ご自宅での親御さんの仕上げ磨きをより念入りに行ったりなど、お子さんの歯を削らずに済むように虫歯の進行を抑えるなどの対策を行います。

2. 生え始めで痛い(萌出性歯肉炎)

2. 生え始めで痛い(萌出性歯肉炎)

6歳臼歯が歯茎を突き破って生え始めるときに、お子さんが「痛い」と感じることがあります。

原因

今までお子さんに大きなお口のトラブルがなかったのに、急に「奥歯が痛いと言い出した」といった場合には、「6歳臼歯の生え始め」が関係していることが多いです。

 

先程の「1.虫歯で痛い」のとこでもお話したように、6歳臼歯はゆっくり一番奥の歯茎から生えてくるため萌出したことに気づきにくく、歯に部分的に歯茎が覆っている期間が長いため、歯磨きでのセルフケアが不十分になりやすいです。

 

そうすると、清掃が不十分な6歳臼歯のまわりに細菌が集まってしまい、歯茎が炎症を起こして痛みが生じてしまう可能性があります。

対処法

対処法

この生え始めの歯茎の炎症(萌出性歯肉炎)は6歳臼歯以外でも、生え始めの歯であれば誰しも起こりうる可能性があり、歯磨きをやさしく丁寧に行ったり、定期検診に行って6歳臼歯のまわりや、お口の中全体を定期的にきれいにクリーニングしてもらったりするなどして対策していきます。

 

とくに生えたばかりの6歳臼歯のまわりは歯磨きが難しいので、親御さんが奥まで磨きやすい小さめの歯ブラシや、1本ブラシ(タフトブラシ)などを使って、たまった汚れをやさしく仕上げ磨きしてあげましょう。

 

ただし、痛みがあることでお子さんが歯磨きを嫌がったり、仕上げ磨きをさせてくれなかったりなど、対策したいのにできなくて困っている…といった親御さんもいらっしゃるかと思います。

 

そういったときは、小児歯科で多くのお子さんを日々診察している、はる歯科クリニックへ一度ご相談ください。

 

はる歯科クリニックのスタッフは、お子さんが大好きで扱いにも慣れていて、小児歯科の経験や知識も豊富です!実際にこどもがいるパパ・ママも多く、経験豊富なスタッフがお子さんのお口の中を拝見して、適切な治療やご指導を行いますので、ぜひ当院へお任せください!

 

治療を嫌がるお子さんでもOK◎

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3. 萌出性腐骨で痛い

出典日本小児科学会HP

萌出性腐骨が原因で、お子さんが痛みを感じることがあります。

原因

萌出性腐骨(ほうしゅつせいふこつ)とは、永久歯が生えるときに歯を覆っていた骨がうまく吸収しきれず、「腐骨」として残ってしまっている状態です。

ほとんどの場合が、歯が生え終わるときには自然に取れてしまいますが、この腐骨が大きい場合は噛み合わせたときに痛みが生じるケースがあります。

対処法

お子さんが「歯がかけた」といって自然に取れることも多い「萌出性腐骨」ですが、腐骨が残っていることで痛みを生じている場合は、歯科医院で除去するケースがあります。

腐骨はピンセットで簡単に取れることもありますが、状態によっては麻酔をして腐骨を摘出する場合もあります。

4. 変なところから生えてきて痛い(異所萌出)

4. 変なところから生えてきて痛い(異所萌出)

6歳臼歯が本来生えるべき位置から萌出できないことが原因で、痛みを生じることがあります。

原因

6歳臼歯の萌出時に、顎に生えるスペースが無い等が原因で、6歳臼歯が手前の乳歯(第二乳臼歯)に引っかかり、本来生えるべき位置に生えることができないことがあります。

 

この引っかかった状態では、どうしてもお手入れが難しく、汚れがたまり自然と細菌が増えやすいため、虫歯や歯周病などのリスクが高まります。そうなると、歯茎の腫れや痛みの原因となってしまう可能性があります。

 

また、6歳臼歯が手前の乳歯に引っかかり続けることで、引っかかっている乳歯の根は吸収して早期に抜けてしまい、6歳臼歯は本来よりも前方の位置に生えてしまう可能性もあります。そうすると、後続の永久歯の萌出スペースがなくなってしまい、今後の歯並びや噛み合わせにも影響を及ぼすリスクもあります。

 

対処法

対処法

6歳臼歯本来生えるべき位置から萌出できない(異所萌出)ことにより、乳歯の根の吸収や歯並びへの悪影響などが生じてしまう前に、早期に対策を行う必要があります。6歳臼歯の萌出が早い子だと、6歳を迎える前からすでにトラブルを生じてしまっている可能性もあります。

 

そのため、6歳臼歯の異所萌出を確認次第、手前の乳臼歯を守りながら、6歳臼歯が本来生えるべき位置に生えてこられるように、「お子さんのお口の状態に合った装置」などを使った治療を行います。

 

当院では、お子さんの歯や歯並びなどの知識や経験が豊富なスタッフが、さまざまな治療法の中からお子さんに最適な治療法をご提案しておりますので、まずは一度お子さんと一緒に当院へご来院ください。

 

5. エナメル質形成不全で痛い

5. エナメル質形成不全で痛い

エナメル質形成不全が原因で、痛みを感じることがあります。

原因

エナメル質形成不全とは、歯の表面の「エナメル質」がうまく形成されずに生えてくることです。歯のエナメル質部分が、茶色や黄色味がかっていたり、白っぽくなっていたりすることもあります。

 

本来エナメル質は歯の一番硬い組織で、外部から歯を守っていますが、エナメル質形成不全のお子さんのエナメル質は密度が粗く、防御力が低い状態です。

 

また、軽度の場合であればこのような変色が見られますが、重度になるとエナメル質部分にくぼみができていたり、エナメル質の大部分が形成されていなかったりすることもあります。

 

そのため、虫歯になりやすかったり(進行も非常に早い)、歯がもろくてかけたりしやすいことから、痛みを生じる可能性があります。

対処法

対処法

エナメル質形成不全の場合は、歯がかけたり、虫歯になっていないかを普段から意識して確認し、歯科医院でも定期的に虫歯リスクなどをコントロールしていく必要があります。

 

虫歯の進行が早くて気づかないうちに虫歯が進行し、すでに痛みが生じている場合は、歯の神経をとる治療を行う可能性もあります。ただし、まだそこまで虫歯が進行しない状態であれば、歯に白い樹脂でつめる治療で治せるケースもあります。

 

しかし、そういったことにならないように事前に対策をしておくことも大切ですし、治療したあとも再度虫歯にならないように、毎日の丁寧なセルフケアや、歯科医院で定期的に高濃度フッ素を塗布するなどすることで予防していくことも大切です。

まとめ

まとめ

6歳臼歯はとても重要な役割のある歯ですが、トラブルが起こりやすい歯でもあるので、しっかりと対策を行うとともに、定期的に歯科医院でも異常がないかチェックしてもらうことが大切です。

また、今回は「6歳臼歯が痛いときの対処法」をお話ししましたが、もしかすると原因は6歳臼歯ではなく、他の原因が隠れている可能性もあります。

そのため、もしお子さんに痛みがあったり、気になるところがあったりする場合は、まずはお気軽に当院へご相談ください。

まずは気軽に相談したいという親御さんは、当院公式LINEのトーク画面からもご相談いただけます。

 

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