お口の知識
歯固めはいつから使うべき?おしゃぶりとの違いは?オススメの選び方も
2023.10.10
こんにちは!
神奈川県横須賀市林にある、はる歯科クリニックです。
赤ちゃんの歯の生えはじめのムズムズや、歯や顎の発育にも役立つ「歯固め」。
赤ちゃんのために、歯固めを用意しておこうと思ってはいるけれど、
「種類が多過ぎて、どれを選べばいいのかわからない…」
「いつから使えばいいの?」
など、歯固めに対して疑問に思ったママさんもいらっしゃるのではないでしょうか?
歯固めとはどんなものなのか、いつから使いはじめるのか、選ぶ際のポイントなどを知っていれば、突然くる赤ちゃんの歯ぐずり(歯のむず痒い不快感による夜泣き・ぐずり)に余裕をもって適切に対応できますよ!
歯固めについて疑問があるママさんは、ぜひこの記事をご覧いただき、小児歯科のはる歯科クリニックと一緒に、ママさんの疑問や不安を解決していきましょう!
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歯固めとは
歯固めとは、赤ちゃんの「歯ぐずり」による、むず痒い不快感の解消に役立つベビーグッズのことです。
また、歯固めには、歯ぐずりの不快感の解消に役立つ以外にも、
●自分の手で食べ物を持って口に運ぶ動作や、物を噛んで食事をするための練習になる
●「見る」「なめる」「動かす」「噛む」「味わう」などの刺激が、赤ちゃんの脳の発達を促す
●顎や、お口まわりの筋肉の成長を促す
など、赤ちゃんにとって、とてもうれしいメリットがありますよ!
そもそも「歯ぐずり」ってなに?
「歯ぐずり」とは、赤ちゃんの歯が生えてくるときに、ムズムズしたり、違和感があったりなどの不快感に対して、赤ちゃんが泣いてぐずったり、不機嫌になったりする状態のことをいいます。
歯ぐずりについて詳しく知りたい方は、下記の記事もぜひ参考にしてみてくださいね!
★こちらの記事もチェック!★
歯ぐずりは赤ちゃんの歯が生えてくるサイン!3つの対策をはじめよう |
歯固めは「いつから」「いつまで」使えばいい?
赤ちゃんの歯固めを用意したものの、「いつから使えばいいの?」と、迷われているママさんも多いのではないでしょうか?
歯固めをいつから使いはじめて、いつまで使い続ければいいのか、赤ちゃんのために詳しく知っておきたいですよね!
歯固めを使いはじめる目安としては、乳歯が生えはじめる生後6ヶ月前後。
ですが、乳歯の生え始めは個人差が大きく、生後4ヶ月程度で生えはじめる子もいれば、生後10ヶ月程度で生える子もいます。
そのため、赤ちゃんそれぞれの成長に合わせて、歯ぐずりのサイン(夜泣きやぐずることが多くなり、なんでも口に入れてカミカミする)が見られたら、歯固めをはじめてみましょう。
また、いつまで歯固めを続ければいいのかも、赤ちゃんによって異なります。
歯固めを卒業するのは、歯ぐずりが落ち着いてきた時期で、一般的には1歳ごろから歯固めに興味を示さなくなってきます。
ただし、早い時期に歯固めを卒業する赤ちゃんもいれば、長い期間歯ぐずりが続く子もいます。
まわりのお友達が歯固めを卒業したからといって、無理に赤ちゃんから歯固めを取りあげてしまうとストレスになってしまうので、赤ちゃんが自然と必要としなくなるまで使わせてあげましょうね!
歯固めとおしゃぶりの違いは?
歯固めとおしゃぶりは、どちらも赤ちゃんのお口に入れるもので、似ているように感じるかもしれませんが用途は大きく異なります。
おしゃぶりは、口にくわえることで赤ちゃんの気持ちを落ち着かせる効果が期待できますが、歯固めは歯ぐずりの解消や、ものを噛む練習、歯や顎の発育などに役立ちます。
そのため、赤ちゃんが授乳→離乳食に変わるころに、おしゃぶり→歯固めに変えるのが理想的です。
おしゃぶりは歯固めの代わりにはなりませんし、おしゃぶりを長く続けてしまうと、歯並びも悪影響を及ぼす可能性があるため、注意しましょう。
「安心」「安全」な歯固めの選び方は?オススメは?
歯固めは赤ちゃんの口に入れて使うものなので、安心・安全なものを選びたいですよね!
どんなことに気をつけて歯固めを選べばいいのか、購入前にまずはチェックしておきましょう。
清潔に保てる歯固めを選ぶ
毎日赤ちゃんの口に入れる歯固めは、常に清潔に保つ必要があります。
そのため、赤ちゃんの歯固めを選ぶ際には、洗えるのか、消毒できる素材なのか、など確認しておく必要があります。
歯固めのお手入れ方法は、歯固めの説明書をしっかり読んで確認しておきましょう。
とくに、下記のポイントをチェックしておくといいです!
- ●汚れがつきやすいか
- ●水で丸洗いできるか
- ●煮沸できるか
- ●薬液消毒できる素材かどうか
- ●洗った後は乾きやすいか
また、歯固めによってお手入れ方法は異なりますが、素材による一般的な注意点もチェックしておきましょう。
【素材別!歯固めのお手入れのポイント】
★シリコン
シリコンは熱に強く、煮沸消毒ができる歯固めもあります。普段は水洗後に水拭きし、定期的に煮沸消毒も行うといいでしょう。
また、シリコンのアレルギーがあるお子さんの場合は使用NGです。
★木製
木製の素材は水洗いができないことも多く、水洗いするとカビの原因になることがあります。もし水洗いができる歯固めなら、水洗後にしっかり乾燥させましょう。
水洗いができない場合は、かたく絞った布やガーゼタオルで汚れを拭き取ります。汚れがとくに気になるときは、除菌シートで拭き取ってしっかり乾燥させましょう。
★お米の素材
歯固めには、お米の素材を使ったものもあります。水洗いがOKな歯固めもありますが、基本的につけ置きはNGです。
歯固めの破損や劣化の原因となるため、軽く洗い流す程度にしておきましょう。
水洗いできない場合は、天然素材なので基本的には、よく絞った布やガーゼで拭き取くようにします。ただし、どうしても汚れが気になる場合は、除菌シート等で消毒してもOKな歯固めもあります。
安全な形状・素材の歯固めを選ぶ
歯固めを使う際には、赤ちゃんの口に入れても問題のない素材の歯固めを選ぶことが大切です。
また、下記のようなポイントにも注意が必要です。
- ●噛んで破損しやすい素材の歯固めだと、喉に破片を詰まられせてしまう可能性がある
- ●尖ったような歯固めではお口を傷つやすい
- ●喉の奥まで届くような細長い歯固めは喉を突いてしまう(喉まで届かないようなストッパーがあるかどうかチェックが必要)
歯固めを選ぶ際には、安全性を重視して選びましょう。
「歯固めを使いたくない」「衛生面・安全面で心配」
\ というママさんには! /
歯固めは野菜を使っても◎
やさい歯固め
やさいの歯固めは、食べさせることが目的ではありませんが、元々は食べるためのものなので安心してお子さんにカミカミしてもらえます。
上記の図のようなオススメやさいを、しっかりと手に持てる大きめの大きさにして赤ちゃんに渡しましょう。
普通の歯固めと同様に、やさい歯固めを赤ちゃんが持っている間はしっかり見守ってあげてください。
赤ちゃんの興味がわくデザイン・形の歯固めを選ぶ
歯固めには、シンプルなデザインのものから、音が鳴ったり、動いたり、赤ちゃんの目を惹くカラフルなものなどもあります。
赤ちゃんが手に持ちやすい(掴みやすい)形であることはもちろん、興味をもつデザインの歯固めを選びましょう。
まとめ
歯固めは、赤ちゃんのむず痒い歯ぐずりを解消するのに役立つことはもちろん、顎や歯の発育などにも役立つ多くのメリットがあります。
ただし、毎日使うものですから、しっかり清潔さを保ちつつ、誤って飲み込んでしまったりお口を傷つけたりしないような「安全な歯固め」を選ぶ必要があります。
もし、歯固めの選び方や使い方などで、気になることがあれば、ぜひはる小児歯科・矯正歯科クリニックへお気軽にご相談くださいね!
はる歯科クリニックでは、0歳からの予防・予防教育や、食育、子育て支援なども行っています。
お子さんに生涯健やかな人生を送っていただくため、はる歯科クリニックと、ママさん・パパさんとで、一緒に協力し合ってお子さんをしっかりサポートしていきましょう!
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